8月18日、リオ五輪レスリング女子53キロ級決勝に出場した吉田沙保里選手。
日本中から4連覇の期待を背負い、最後の五輪の舞台へ挑んだ吉田選手でしたが、
ヘレン・マルーリス選手に逆転負けを喫し、無念の銀メダルとなりました。
世界から恐れられるレスリング界の女王・吉田沙保里選手について
まとめてみました!
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吉田沙保里のこれまでの戦績
2001年の全日本女子選手権56kg級準決勝で山本聖子選手に
負けて以来、公式戦119連勝を記録している吉田沙保里選手。
国際大会でも1996年より27大会連続優勝を記録しています。
しかし2008年に行われた女子ワールドカップ団体戦で敗れ、
連勝記録をストップ。
その後は再び勝ち続け58連勝と記録を伸ばします。
829週間世界ランキング1位のすごさ
吉田選手はレスリング世界ランキングではなんと829週
(約16年)もの間1位に君臨し続けています。
それにちなんでTwitterではこんな投稿も。
吉田沙保里が世界ランキング829週間1位みたいだけどここで約829週間前の最新ポケモンソフトをどうぞ。 pic.twitter.com/Hb4p3XwGHm
— 中谷 (@OITixfam) 2016年8月19日
吉田沙保里が世界ランキング829週間ってピンとこなくて、約829週間前のオリコン1位見たらピンときた。 pic.twitter.com/XtFSRE8AYa
— 徳安 (@yasu_1x) 2016年8月18日
吉田沙保里が世界ランキング829週間1位みたいだけど、ここで約829週間前の最新の携帯電話をどうぞ pic.twitter.com/KmvHpEHKpm
— シンク (@Ithink66) 2016年8月18日
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吉田沙保里の逸話
世界からも一目置かれる吉田沙保里選手には様々な逸話があります。
その中でも特に信ぴょう性の高いものをご紹介します!
・中学時代、左腕を骨折しボルトを入れたたまま大会に出場し優勝。
腕から出ている分のボルトを削り、テーピングで隠して右腕だけで
大会を制覇した吉田選手は中学時代から恐ろしい力を秘めていたようです。
・得意技のタックルが対策されてガードされるようになってきたため、
ガードごと投げ飛ばせるタックルを開発
ガード不可のタックルなんて…どうすればいいのやら。
相手選手は絶望しかありませんね。
・アルソックのCMは分身以外CG無し
このシーンも自力で壁に貼りついているそうです。
・58kg級の伊調馨選手は吉田選手に勝てないため階級を上げて
今回五輪金メダル四連覇した
学生時代はライバル同士にあった伊調選手と吉田選手。
階級を移してからともに世界を震撼させる2トップになったようです。
また、登坂絵莉選手も吉田選手とかぶらないように48kgに
階級を移していたという噂も。
その他海外でも吉田選手と当たることを避けて階級を変えた
選手たちもいるようです。
・登坂選手と土性選手にとって子供のころからあこがれの存在だった
今回リオで金メダルを獲得した登坂選手と土性選手は子供のころに
吉田選手にあこがれていたとのこと。
幼少時代にあこがれた選手がまだ現役で世界のトップに
立ち続けているなんて、すごいことですね!
また、今回吉田選手が決勝で敗れたヘレン・マルーリス選手も
また吉田選手に強いあこがれを抱き、勝つために研究を重ねてきていました。
マルーリス選手は「サオリと対戦するのは長年の夢でした」と話し、
「彼女はヒーローです。レスリング界で最も輝かしい存在の彼女と
対戦できるなんて、本当に光栄なことです」と感激。
米国初の五輪女子レスリング金メダリストは、吉田選手の強さによって
生まれたと言っても過言ではないかもしれませんね。
最後の五輪と位置付けていたリオで金メダルを獲れなかったのは
残念ですが、世界を熱狂させ続けた圧倒的女王・吉田沙保里選手の
これからの活躍に期待したいところです!