9月9日にマリアナ諸島で発生した台風18号(タリム)が、台湾へ向けて北西と進んでいましたが、
急遽方向転換をし沖縄諸島や日本本州に目掛けて北上し始めました。
このペースで進み、本州へ上陸すると、9月16日(土)~18日(月)の夏休みが終わって
初めての3連休は台風18号による荒れた天気となることが予想されます。
今回の台風は大変威力の強い台風ですので、十分に進路予想を確認し安全確認をしてください。
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台風18号(タリム)の進路予想
台湾や中国へ向けて北西していた台風18号が、「く」の字を描くように90度の方向転換をし日本本州に向けて進行中です。
現在は、宮古島から南東に約330kmの地点に位置し、このまま沖縄諸島を通過し、勢力を強めながら高い可能性で本州上陸が予想されます。
台風18号の威力は、風速40メートルで70メートルを超える可能性もある
現在、台風18号(タリム)の勢力は、時速30kmで進んでおり、台風の中心は、気圧965hPa(ヘクトパスカル)、風速1秒間で40mです。
しかし、台風の勢力で、ヘクトパスカルや風速などと聞いても、いまいちピンと来ないかもしれません。
この気圧や風速ですが、日本上陸時に気圧が980ヘクトパスカル以下であったり、風速が秒速約40メートルを超える場合には、強い台風です。
秒速約50メートルを超えた場合には、猛烈な台風となり車の横転や洪水や川の氾濫など、災害の危険性が一気に増してきます。
今回の台風は、場所やタイミングによって、最大瞬間風速70メートルを超えることも予想されており、十分な注意が必要です。
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風速30メートルの台風の動画
この動画は、2014年7月の那覇の様子を撮影した台風です。
映像が窓越しなので少しぼけていますが、木々の揺れ具合や雨風の様子でその強さは見てとれると思います。恐らく、この状態で外を出歩くと、すぐに全身びしょ濡れとなり傘が壊れてしまうレベルですね。
風速30メートルでもこの威力なので相当です。
風速40~50メートルの2014年台風18号の動画
2014年10月に発生した台風18号で静岡県浜松市で撮影された動画です。
雨風が強く霧状態となっており、降水量が多く道路脇を中心に水が溢れ洪水状態となっています。
木々も相当しなれていることから、その風の強さが良く分かり、車の運転も本当に注意しないとスリップや横転の危険性が出ています。
風速45~50メートルの2012年台風17号の動画
台風というのはいつも一定の方向に一定の風速で吹いているわけではありません。
その様子がこの動画では0:59あたりから大変よく分かります。
風速59メートルを記録した2013年台風7号の動画
2013年7月の台風7号を石垣島で撮影された動画です。
もう雨風が強すぎて霧状となり数メートル先も視認しにくい状態になります。この状態となると、外を出歩くことは相当難しくなり危険性が伴います。
動画の冒頭でホテルの看板が揺れていることや、中盤の窓を閉め切っていても水漏れがして浸水するというシーンからその雨風の強さと降水量の多さが見て取れます。
・各地の週間天気予報
迫り来る台風18号も、現在は風速40メートルですが、場合によっては70メートルになる可能性も予想されていますので十分な注意と安全確認が必要です。
また、このレベルとなると公共機関も停止しますので外出の予定がある場合には見送ることも検討しなければなりません。
水漏れや浸水があった場合には、漏電しないようすべての家電製品の電源を切り、コンセントもプラグから抜いて水につからないよう注意してください。