卓球のワールドツアー・グランドファイナルが
行われて、オリンピックでも注目だった
日本の石川佳純選手が女子シングルスで
初優勝を飾りました。
実は、優勝していたのは、
石川選手だけではありません。
男子シングルスや女子ダブルスなど、
いくつもの種目で日本勢が優勝しています。
まずは、日本勢が大活躍した
卓球ワールドツアー・グランドファイナルの
結果からご紹介します。
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ワールドツアー・グランドファイナル 結果
・男子シングルス
優勝 :水谷 隼(日本)
準優勝:オフチャロフ(ドイツ)
・女子シングルス
優勝 :石川佳純(日本)
準優勝:徐孝元(韓国)
・男子ダブルス
優勝 :趙彦来 / 徐賢徳(韓国)
準優勝:松平健太/丹羽孝希(日本)
・女子ダブルス
優勝 :平野美宇/伊藤美誠(日本)
準優勝:グジボフスカ / パルティカ(ポーランド)
・男子アンダー21シングル
優勝 :町飛鳥(日本)
準優勝:張禹珍(韓国)
(酒井明日翔選手が3位)
・女子アンダー21シングル
優勝 :陳思羽(台湾)
準優勝:前田美優(日本)
(伊藤美誠選手が3位)
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女子シングルスの石川選手だけでなく、
男子シングルスでも、水谷選手が4年ぶりに2回目の優勝。
男子ダブルスでは惜しくも決勝で敗れてしまいましたが、
女子ダブルスは平野/伊藤ペアが初優勝を果たしました。
ダブルスで優勝するのは、男女あわせても
初めてのことということで、ものすごい快挙です!
また、21歳以下のカテゴリーでも、
1位~3位に入り上位に入賞を果たしました。
ワールドツアー・グランドファイナルで優勝するのは簡単なこと?
ここまで上位を日本人選手が占めているので、
ワールドツアーで優勝すること事態が簡単なのでは?
と感じたかもしれません。
この卓球のワールドツアーは、国際卓球連盟が主催している
国際大会の総称です。
毎年15大会がワールドツアーとして実施されています。
この大会での成績が世界ランキングに影響を与えるため、
非常に重要な国際大会として位置づけられています。
そして、この大会の順位に応じてポイントを獲得し、
そのポイント上位者が、先日行われた、
グランドファイナルに進出することができます。
つまり、ワールツアーの中でも成績上位者が集まって、
開かれる大会がワールドツアー・グランドファイナルなんです。
めちゃくちゃレベルが高い!!!ということです。
しかし、グランドファイナルに出場するためには、
一定の条件を満たす必要があります。
シングルス・・・3大陸以上の大会もしくは6大会以上に参加
ダブルス ・・・同一ペアで4大会以上に参加
アンダー21・・・2大陸以上の大会かつ4大会以上に参加
この規定が満たしていないと、そもそもグランドファイナルに
出場することができません。
実は今回、卓球大国である中国の選手が
ワールドツアーにあまり出場していないため、
グランドファイナルに出場していません・・・
そういう意味では、最大のライバルが不在の状況ではあります。
しかし、そんな中でも他の強豪を抑えて日本が上位の成績を
収めたことについては、快挙と言っていいと思います。
ぜひこの調子でレベルをあげて、
またオリンピックで活躍してほしいですね!
頑張れ!ニッポン!