マツダは6月4日、タカタ製エアバッグを搭載した2車種を、
新たに44万4907台を追加リコール(無償回収・修理)
することを米道路交通安全局(NHTSA)に通知しました。
マツダは1年前にも、セダン32万8243台をリコールしています。
リコールの対象車は?
そして不具合の原因は一体何なのでしょうか。
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リコールの原因は?
現在問題となっているのは、タカタ製エアバッグの
インフレーターです。
これはエアバッグを噴出し、膨らませるする際に
使用される重要な部品。
タカタ社のインフレーターは自社独自の製品を使用、
そのため低コストで供給できるとのこと。
しかし、このインフレータが長期間高温多湿の環境に
さらされるなど、複合的な要因が重なる場合、
一部のインフレータに規格外の強い内圧が発生し
破損する可能性があるとしています。
不具合でどうなるの?
それでは、不具合が起きるとどうなるのでしょうか?
エアバッグ作動時にインフレータが規格外の強い内圧を受け、
エアバッグ内の部品など破損し金属の破片が飛び散る恐れがあるとのこと。
タカタは、「今後も自動車メーカーと全面的に協力し、
迅速な修理・交換、および改修率向上へ向けて、
ユーザー様への周知徹底やその他の施策を計画・実行していく」と
コメントしています。
万が一の事故、最後にドライバーの命を守ってくれるエアバッグですから、
一刻も早い周知と改善を願うばかりです。
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リコール対象車は?
対象車及び製作期間は下記になっております。
通称名 | 形式 |
RX-8 | LA-SE3p |
ABA-SE3P | |
アテンザ | DBA-GG3p |
DBA-GG3S | |
DBA-GY3W | |
CBA-GY3W | |
DBA-GGES | |
DBA-GYEW | |
LA-GG3p | |
UA-GG3p | |
LA-GY3W | |
LA-GGEP | |
UA-GGEP | |
LA-GGES | |
UA-GGES | |
LA-GYEW | |
UA-GYEW |
なお、マツダ公式サイト内でも、車台番号を入力することで
リコール・改善対策の対象となっているかの確認も可能。
車の整備も含め、一度ご自身の車の車台番号を
確認してみるのもいいかもしれませんね。