5月25日、最新の男子テニス世界ランキングが
発表されました。
上位選手には全く変動が見られなかった
今回のランキング。
そもそもどのようにして決定されるのでしょうか?
Sponsored Link
男子世界ランキング
男子世界ランキング 5月25日付
順位 | 選手名 | ポイント |
1 | ノバク ジョコビッチ | 13,845 |
2 | ロジャー フェデラー | 9,235 |
3 | アンディ マレー | 7,040 |
4 | トマシュ ベルディヒ | 5,230 |
5 | 錦織 圭 | 5,220 |
6 | ミロシュ ラオニッチ | 4,800 |
7 | ラファエル ナダル | 4,570 |
8 | ダビド フェレール | 4,490 |
9 | スタン ワウリンカ | 3,845 |
10 | マリン チリッチ | 3,370 |
92 | 添田 豪 | 575 |
106 | 伊藤 竜馬 | 494 |
日本選手では、錦織圭選手が
依然として5位をキープ。
添田豪は順位を2つ下げて92位、
伊藤竜馬は2つ上がり106位となりました。
Sponsored Link
世界ランキングの決め方
テニスのランキングは、
エントリーランキング「ATPランキング」
レースランキング「ATP Race to London」
この2種類があります。
通常、世界ランキングと呼ばれるものは
「ATPランキング」の方です。
過去52週間(約1年間)に出場した大会の中で、
成績の良かった上位18大会で獲得したポイントの
合計によって、ランキングが算出されます。
それ以前、53週前のポイントはなくなってしまうので、
同じポイント、もしくはそれ以上のポイントを
獲得することでランキング上位を目指します。
ランキング上位選手の出場義務
上位にランクインしている選手には
出場しなければならない大会があります。
・グランドスラム
全豪・全仏・全英・全米の4大会全て
・ATPワールドツアー・マスターズ1000
モンテカルロを除く8大会
・ATPワールドツアー・500シリーズ
11大会中4大会
そのうち1大会は全米オープン後の大会に出場
こちらの大会が、ランキング上位者への
出場が義務付けられた大会です。
もしも欠場した場合は獲得ポイント「0」となり、
ランキング対象となる18大会に加算されます。
例えば錦織選手は2014年、上記大会への
出場義務がありましたがケガのために
ATPワールドツアー・マスターズ1000を
3大会欠場。
それらは全て0ポイントとして扱われたため、
実質その他で成績が良かった15大会の
ポイントがランキングに反映されました。
次回ランキング発表時には、現在開催中の
グランドスラム・全仏オープンのポイントも
加算され、順位変動があるかもしれません。
錦織選手の活躍に期待ですね!