第87回 選抜高校野球大会、
3月21日(土)に兵庫県西宮市の甲子園球場で開会式が開催され、
これから始まる12日間の熱き大会が幕を開けました。
今年で、第87回目ともなる「選抜高等学校野球大会」は、
通称、『センバツ』、春の甲子園と言われています。
「一般選考枠」28校、「21世紀枠」3校、「明治神宮大会枠」1校
の全国から、計32校の高校人生を掛け優勝を決意した
強豪高校野球児が出場します。
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選抜高等学校野球大会 結果速報
4月1日(決勝)
東海大四(北海道) 1-3 敦賀気比(福井)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
東海大四 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
敦賀気比 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | × | 3 |
◯見どころ
ともに決勝には初進出となる両校。
どちらが勝っても初優勝になります。
準決勝で、春夏連覇を狙った大阪桐蔭を圧倒し、
打線に勢いも出てきている敦賀気比に対して、
エース大沢を中心とした粘り強い戦いで、
決勝まで進んできた東海大四がこれまでと同様に、
粘りを見せて、自分たちの流れに持っていけるかが
重要になりそうです。
◯速報
初回から試合が動きます。
1回表に、1アウト2・3塁のチャンスに
4番の小川が犠牲フライで、東海大四が先制点を奪います。
すると、その裏すぐに敦賀気比がタイムリーヒットで、
同点に追いつきます。
さらに4回裏には、敦賀気比が
ノーアウト満塁というチャンスを作りますが、
エース大沢のスライダーなどでこのピンチを乗り切ります。
その後は両チームともに、ランナーを出すも
両エースが粘り、無得点が続きます。
迎えた8回裏、敦賀気比は前日の準決勝でも
2本の満塁ホームランを放った、松本が再び見せてくれました。
敦賀気比がこの試合はじめてのリードを奪う、
2ランホームランを放ちます。
9回表は敦賀気比のエース平沼が
最後まで粘る東海大四の攻撃をしのぎ、
福井県としてはじめての甲子園優勝を果たしました!
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3月31日(準決勝)
敦賀気比(福井) 11-0 大阪桐蔭 (大阪)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
敦賀気比 | 4 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 11 |
大阪桐蔭 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
◯見どころ
昨年の夏の準決勝とまったく同じ対戦カード
になった春の準決勝1回戦。
前回は大阪桐蔭が勝利しましたが、
リベンジに燃える敦賀気比は、
エースの平沼選手が大阪桐蔭の攻撃を
抑えられるか注目です。
◯速報
1回表、2アウト満塁で迎えた場面、
6番松本選手が、カウント2-2と追い込まれたところから、
今大会15号となる満塁ホームランで、
敦賀気比が幸先良く4点を先制します。
3者凡退で抑えた敦賀気比は、続く2回にも2点を追加し、
2アウト満塁で迎えた場面で、6番松本選手に打席が回ってきます。
すると、今大会16号となる、2打席連続ホームランを放ち、
一気に10点差をつけ、大阪桐蔭を突き放します。
その後、お互い譲らず無得点が続きますが、
8回には敦賀気比が1点を追加し、
11-0で敦賀気比が昨年のリベンジを果たし決勝進出!
浦和学院(埼玉) 1-3 東海大四(北海道)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
浦和学院 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
東海大四 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | × | 3 |
◯見どころ
浦和学院のエース江口は
ここまで3試合完投で、失点はわずか1点
という好調ぶり。
対する東海大四は、エース大沢が
好調の浦和学院をどこまで抑えられるかが
この試合のカギになりそうです。
◯速報
1回表の浦和学院の攻撃で、1アウト2塁と
早速先制のチャンス到来するも、
東海大四のエース大沢が踏ん張り、無失点に抑えます。
2回に入っても浦和学院はチャンスを作ります。
1アウト1・3塁の状態で、9番江口が先制のタイムリーを放ち、
浦和学院が1点を先制します。
しかし、2回裏には同じくエースの大沢などの
タイムリーで2点を奪取し、逆転に成功します。
その後、拮抗しますが、追加点を奪ったのは
東海大四でした。
迎えた6回裏、大沢が今度はスクイズを決めて1点を追加。
毎回塁を出し、ピンチもあった東海大四の
エース大沢ですが、9回の表まで凌ぎ切り、
北海道勢として、52年ぶり、東海大四は初の決勝進出です!
選抜高等学校野球大会とは
「抜高等学校野球大会」とは、
3月下旬から4月にかけて阪神甲子園球場で
行われる日本の高校野球の大会です。
略称、センバツ。
他にも「春の大会」や「春の高校野球」、
「春の甲子園」とも言われています。
出場校は、各都道府県から代表校の一般選考枠や
部員不足などの困難を克服した学校など21世紀枠、
明治神宮大会優勝校が所属する地域から選ぶ明治神宮大会枠などを
選考委員会によって、決められます。