冬の定番天文現象とも言われる「ふたご座流星群」。
今年は本日14日夜から15日にかけてピークを迎えます。
また、過去10年と今後10年を合わせた20年の中で
一番観測条件が良いと言われており、運が良ければ
一時間で最大40個以上の流星が観測できるチャンスです。
最も見える時間帯や、方角をご紹介します。
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ふたご座流星群の観測時間&方角
方角 | どこを見上げても見られます (市街地ではない方角がおすすめ) |
時間 | 14日日没後~15日日の出 |
ピーク | 15日午前3時ごろ |
11日に新月を迎えたばかりのため、月齢はまだ三日月程度と
月明かりに邪魔されることもなく見られる今年のふたご座流星群。
ちょうどピークが日本の深夜帯にあたるため、
より多くの流星が観測できることでしょう。
北海道と東北は晴れますが、関東から西は
雲が広がりやすいお天気。
しかし晴れ間が出ることも予想されますので、
まだチャンスはあります。
諦めずに観測にチャレンジしてみてくださいね。
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2014年のふたご座流星群動画
こちらは2014年に岡山天文物理観測所で撮影された
ふたご座流星群のタイムラプス動画。
今年はこの動画以上にたくさんの流星が見られると
期待しても良いでしょう。
ふたご座流星群を眺めよう
国立天文台公式ホームページでは、
ふたご座流星群の観測報告を募集中。
記録用紙も用意されていますので、
ぜひダウンロードして報告してみてはいかがでしょうか?
ふたご座流星群とその他の流星との見分け方
まずは流星の軌跡を反対の方向にたどってみます。
ふたご座流星群は、ある点から放射状に現れるように見えます。
その中心となる点は「放射点」と呼ばれています。
たどった先が、ふたご座流星群にある「放射点」を通っていれば
ふたご座流星群の流星の可能性が高く、「放射点」を通らなければ
ふたご座流星群の流星ではありません。
この時期の流星は全部が全部ふたご座流星群というわけでは
ありませんので、しっかり見分けられるようになれば
お友達に自慢ができちゃうかも?
冬の夜はとっても寒いので、ふたご座流星群の観測は
しっかり防寒対策を行った上で行ってくださいね!