24日、10月5日から予定されている
ノーベル賞受賞者の発表に先駆け、
「ノーベル賞有力候補者
(トムソン・ロイター引用栄誉賞)」を
トムソン・ロイターが発表をしました。
受賞者は一体だれなのか?
「ノーベル賞有力候補者
(トムソン・ロイター引用栄誉賞)」とは
どんな賞なのでしょうか?
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受賞者した日本人2名とは
今回受賞した18名の内訳は
米国の12名最多で、
続いて日本とドイツが2名、
カナダ、イギリスが各1名。
日本からは「医学・生理学」分野で2名選出されました。
<医学・生理学> 京都大学大学院理学研究所 森和俊 教授 |
<医学・生理学> 大阪大学免疫学フロンティア研究センター 坂口志文 教授 |
「小細胞内の変性タンパク質の検出とメカニズムを独自に発見」 | 「制御性T細胞と転写因子Foxp3の特性と機能に関する独創的な発見」 |
出展:ip-science.thomsonreuters.jp
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「トムソン・ロイター引用栄誉賞」とは
トムソン・ロイター引用栄誉賞とは
世界的な情報サービス企業である
トムソン・ロイターが
自社独自のデータベースを用いた、
論文の引用データの分析から
どの論文がどの程度引用され、
学術界にどれほどの影響を
与えたのかなどを考慮した
ノーベル賞クラスとされる
研究者を発表するものです。
この賞は、世界トップクラスの研究者の
功績を公表し称え広めることで、
科学の認知向上を目的としています。
2002年からノーベル賞に先駆けた発表を
恒例化していて今年で第14回目。
これまでにこの賞に選ばれた中から
実際に37名がノーベル賞を受賞している
栄誉と実績のある賞なのです。
これまでの受賞者
昨年までに選ばれた238人のうち、
その後のノーベル賞を受賞した研究者も多数。
たとえば、12年に生理学・医学賞を受賞した
山中伸弥・京都大教授(53)や、
14年に物理学賞を受賞した中村修二
米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(61)など
この賞の受賞後に37人がノーベル賞を受賞しています。
この法則からいくと森和俊 教授と坂口志文 教授の
ノーベル賞受賞も現実のものになるかもしれません。
10月5日から予定されている
ノーベル賞受賞者の発表に要注目ですね。