昨日、スイスや東京で実施された
会合の結果、2020年の東京オリンピックで、
野球やソフトボールなどの競技が
復活する可能性が出てきました。
まだ確定しているわけではないのですが、
2020年の東京オリンピック開催に向けて
ちょっと嬉しいニュースになりそうですね。
復活の可能性が出てきた理由や背景について
調べてみました。
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野球やソフトボールのオリンピック競技からの除外
その前に、まずなぜ野球やソフトボールが
オリンピック競技から外されてしまったのでしょうか?
野球やソフトボールという競技は、
日本ではかなりメジャーで馴染みのあるスポーツですが、
世界で見ると、そうではありません。
そのため、以前から野球やソフトボールは
なかなかオリンピックの種目になることがありませんでした。
実施されても、一部のオリンピックのみで実施され、
毎回行われる正式種目にはなりませんでした。
しかし、1992年のバルセロナオリンピックから初めて
正式種目としてエントリーしました。
ただ、これまた前回大会のロンドンオリンピックでは
正式種目から再び外されてしまいました。
正式種目に追加されない一連の背景ですが、
実は、オリンピックの主催団体であるIOC(国際オリンピック委員会)は
オリンピック競技(種目)が増えるということに対して、
良いイメージを持っていませんでした。
そこで、野球やソフトボールなど
一部の地域でしか行われていない競技にについては、
正式種目から外すということを行いました。
そして、夏季オリンピックでの正式種目は
28競技ということを決定しました。
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なぜ、野球・ソフトボールが東京オリンピックから復活するのか?
夏季オリンピックの正式種目は28種目
というのが決まっていたため、当然ながら
東京オリンピックでも同じだろうと思っていました。
しかし、昨日18日、IOCが会合を行い、
オリンピックの中長期改革案として、
40項目の提案を発表しました。
この項目の中に以下の2つの内容が含まれるのです。
・正式種目28種目という枠をやめる
・開催都市が希望する種目の実施を提案できる
おっ!
って感じですよね。
実はまだこの提案内容は総会の承認が
とれているわけではありません。
実際は12月に行われる総会で承認されたら、
野球やソフトボールなどが復活する可能性が
ぐっと高まります。
やっぱり日本としては、お家競技である、
野球やソフトボールなどが復活すると、
メダル獲得の期待も高まりますので、
嬉しいニュースですよね。
もちろんまだ実際に承認されたわけではないので、
喜ぶのはまだ早いのですが、
12月の総会の承認が得られるのか注目ですね!