2月6日朝5時ごろ(日本時間)に、台湾南部で広範囲の地震が発生しました。
地震の規模はマグニチュード6.4で高層ビルなど建物が倒壊するなどの状況です。
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住民200人の高層ビル崩壊
現地時間2月6日午前3時57分ごろ、日本時間で6日午前5時ごろに
台湾南部を中心に広い範囲で大きい地震が発生しました。
震源地の深さは16.7キロで、マグニチュード6.4の地震です。
200人の住民がいる台南市の17階建てビルが地震により倒壊し救急隊や地元住民などによって救出作業が行われています。
地震発生後、120人ほどが救出され、それでも100人以上が閉じ込められて身動きができない状態であるとの事です。
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今回の台湾地震の震源地
震源地は、台湾南部の高雄市(たかおし/カオシュンし)付近で北緯22.8度 東経120.6度の位置です。
台南から東南東に45キロで、陸から近い場所で且つ、震源地の深さは16.7キロと比較的浅い場所での地震の為、大きな揺れが発生しました。
現地の様子
斜めっているこの建物、新化京城銀行っていう銀行のビルだったおかげで地震時には中に誰もいなくてなんと負傷者ゼロ#台湾 #地震 pic.twitter.com/IDUroGWpYK
— トンちゃん(17)は無事です (@10ntyan) 2016, 2月 5
#台湾#地震 pic.twitter.com/iJAfZDeMQF — リュカ✡戒厨✡ (@Ryuka5638) 2016, 2月 5
台湾地震、台南に救助本部設置も被害の全貌は不明 https://t.co/VMOV5Molq4 pic.twitter.com/3oWYnTmZi7
— suizou (@suizou) 2016, 2月 5
【台湾】地震M6.4。台南。倒壊マンション。映像(警察ヘリ、報道ヘリとの距離や優先順位は??)➡︎☝️ https://t.co/gW9wRr8Eg2 pic.twitter.com/oFDekc3VFn — 林 志行 (@linsbar) 2016, 2月 6
マグニチュード6.4レベルの地震とは
マグニチュードとは、地震そのもののエネルギーの大きさで、震度とは揺れの大きさです。
例えば、震源地でマグニチュード6の地震が発生したとして、震源地の近くの場合は、震度6と観測されても、数百キロ離れた地では震度2など観測地によって震度の差が出ます。
マグニチュード | 規模 | 状態 |
M3~4 | 小地震 | 揺れているのが体感でき、建物や家具からも音や揺れを出す。 |
M5 | 中地震 | 大きな揺れを感じ物が落ちたり立っていることが難しい。ニュースになる。 |
M6 | 中地震 | 激しい揺れを伴い、建物にもヒビが入ったり傾いたり半壊したりする。 |
M7 | 大地震 | 歴史に残る大地震。建物も倒壊する。阪神淡路大震災レベル(M7.3) |
M8 | 巨大地震 | 関東大震災レベル(M7.9~8.0) |
M9 | 巨大地震 | 東日本大震災レベル(M9.0) |
今回、台湾で発生した地震は、マグニチュード6.4、震度6とされています。過去の地震例からすると阪神淡路大震災までの規模でないものの、それに近い比較的大きな地震であると見受けられます。
今もなお救助を待っている方の無事を願っています。