2020年に開催が予定されている
東京オリンピック。
その追加種目選定に、野球・ソフトボール、
空手、ローラースポーツ(スケートボード)、
サーフィン、スポーツクライミングの
5競技を提案する見通しであることが
大会組織委員会への取材で明らかになりました。
その他第一次選考で残ったボウリング、
スカッシュ、武術は名前が挙がっておらず、
この報道が正しいものなのか真偽を求める
声も出ています。
その提案結果はどうなったのでしょうか?
Sponsored Link
提案種目の最終決定
真偽のほどが問われていた提案種目について、
28日に最終的な決定が下されました。
IOCに提案されたのは事前報道通り5競技。
野球・ソフトボール | 2種目 |
空手 | 8種目 |
ローラースポーツ(スケートボード) | 4種目 |
サーフィン | 2種目 |
スポーツクライミング | 2種目 |
この5つとなり、種目数は18種目となりました。
Sponsored Link
落選競技・悲しみの声
惜しくも落選となった3競技の団体からは
不満や悲しみの声も。
ボウリング
武部勤会長
「野球・ソフトボール、空手に次ぐ3番目だと思っていた。
5競技とは思わなかったが、それでも
入らなかったことは考えられない」
スカッシュ
笠原一也会長
「五輪にふさわしいスポーツなのに残念。
国内における知名度の問題かとも思う」
小林海咲選手
「選んでおけばよかったと思われるように競技力を上げたい」
武術
村岡久平会長
「8競技に入れたことをうれしく思う。
新しい発展の契機として、2024年を
目指して頑張りたい」
当初の予定は16種目程度
本決定前の大会組織委員会の取材によると、
5競技の種目は合計16種目程度に抑える予定でした。
関係者の間では提案競技は3種目まで
絞るのではないかとの声も。
理由は参加選手の上限が500人であること。
組織委員会は提案競技を増やした代わりに
各連盟から提案された種目を削っています。
空手は6種目、ローラースポーツは若年層人気の高い
スケートボードを採用して男女各2種目、サーフィンと
スポーツクライミングも2種目を予定しています。
その他、男子野球と女子ソフトボールを種目に採用。
以上16種目を提案すると報じられていました。
追加種目とは
核競技としてオリンピックで正式競技として実施されることが
決まっている競技の他に、主催国が提案できる種目のことです。
核競技は以下の28競技。
陸上競技 | 体操 | 射撃 | 水泳 |
バスケットボール | 近代五種 | サッカー | レスリング |
カヌー | テニス | セーリング | アーチェリー |
ボート競技 | ウエイトリフティング | バドミントン | ホッケー |
ハンドボール | テコンドー | ボクシング | 自転車競技 |
トライアスロン | バレーボール | 卓球 | ゴルフ |
馬術 | フェンシング | 7人制ラグビー | トライアスロン |
一次選考を勝ち抜いた8つの競技
一次選考は若者の支持や競技人口、男女比、
東京五輪の盛り上がりにつながるかどうかなどを
基準に協議され、野球・ソフトボール、ボウリング、
空手、ローラースポーツ、スポーツクライミング、
スカッシュ、サーフィン、武術の8団体が
一次選考を通過していました。
しかし提案では5競技のみとなることが予想されていて、
ボウリング、スカッシュ、武術は予想通り
落選となってしまいました。