錦織圭ストレート勝ちでメンフィス・オープン史上初4連覇！

2月8日より、アメリカ・メンフィスで開催された
「メンフィス・オ－プン」。

日本の錦織圭選手がこれまで3連覇している大会とあって、
注目が集まっていました。

そして迎えた14日決勝戦、錦織選手は18才のテイラー・フリッツ選手を
ストレートで下し、見事4連覇を成し遂げました！

白熱の決勝戦の結果をお伝えします！

メンフィス・オープン結果速報

第1セットで錦織選手はフリッツ選手にサービスゲームを
ブレークされ、3-0と試合はフリッツ選手のペースに。

しかし、そこは好きにさせない錦織選手。

素早い立ち直りを見せ、その後のブレークを許すことなく
36分で第1セットを先取します。

第2セットでは第9ゲームでフリッツに2度マッチポイントをしのがれながらも、
続く第10セットはしっかりキープ。

総試合時間1時間19分でストレート勝ちをおさめました。

メンフィス・オープン史上初となる4連覇を達成し、祝福を受ける錦織選手。

また、わずか18才ながら決勝へと進出し、錦織選手相手とともに素晴らしい試合を
見せてくれたフリッツ選手にも多くの称賛の声が贈られていました。

世界ランキングを145位から103位に大きく向上させる見込みのフリッツ選手について
「すぐにでもトッププレーヤーの仲間入りをすると思う」と錦織選手も期待を寄せています。

同一大会を4年連続で優勝することは難しく、現在現役で達成した選手は
ロジャー・フェデラー選手、ノバク・ジョコビッチ選手、ラファエル・ナダル選手
のみです。

錦織選手は3人と肩を並べる素晴らしい功績を残したわけですね。

トロフィー代わりのギターを手にした錦織選手は「驚いています。
コート上では本当に楽しかった。今までなしえなかった、
新しいことができたことがうれしい」と満足気。

来年の5連続優勝を期待してしまいますね！
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毎年アメリカのメンフィスで行われているメンフィス・オープン。

2014年までは全米国際インドアテニス選手権という大会名でした。

1971～1975年にメリーランド州サリスベリーで開催されていた大会が
1976年よりメンフィスに場所を変えて開催されるようになり、
さらに2002年からはWTAツアー大会が合流で男女共同開催に。

しかし、2014年にブラジルのリオデジャネイロで新設された
リオ・オープンに女子の部が移行したため、現在は男子のみの
大会となっています。

また、メンフィスは楽器メーカーとして名高いギブソンの発祥地ということもあり、
2015年より優勝者にはギターがトロフィーの代わりに贈られています。