「相棒」シリーズなどで知られる俳優の水谷豊さんが、
この度映画監督デビューすることが明らかになりました。
水谷さんが40年もの間温め続けてきた物語、
一体どんな映画なのでしょうか?
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水谷豊監督初挑戦
映画のタイトルは「TAP THE LAST SHOW」。
天才的なタップダンスの才能を持っているが、
他人とのコミュニケーションが苦手な若者を
主人公に、ショービジネスの世界を描く作品です。
この企画が始動したきっかけは、2015年に水谷さんから
構想を聞かされたプロデューサーが感銘を受け
即座にプロットを作成。
そして脚本家・両沢和幸氏の手により物語が作り上げられました。
当初は天才タップダンサーを主役に据えた作品構成でしたが、
主演の水谷さんの年齢を考慮し、大ケガを負って
一線を退いた元タップダンサーが、未来ある若者たちを導く
「師弟物語」として描かれます。
「水谷豊の描く世界観は水谷豊にしか画にできない」と
プロデューサーにメガホンを取ることを勧められた水谷さん。
実は過去にも、「十三人の刺客」などを手掛けた工藤栄一監督から
「監督をやった方がいい」と言われたことがあったそう。
水谷さんは2週間ほど悩んだ末にメガホンを取ることを決意。
御年60を超えての初監督に挑戦。
「この年で新しいことに挑戦できることは幸せです」と
水谷さんもやる気満々のご様子です。
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気になるキャストは?
主演は水谷豊さんご本人が務める「TAP THE LAST SHOW」。
本格的なダンスを実現するために行った総勢300人のオーディションでは、
水谷さんご自身が選考に参加。
5人の若きダンサーをメインキャストに決定しました。
どの方も演技経験は少ないものの、水谷さんの演出により
成長を遂げ、素晴らしいダンスシーンを演じているようです。
その他北乃きい、清水夏生、六平直政、前田美波里、岸部一徳など
豪華な面々も出演となっており、ダンス指導には
日本のタップダンス界の第一人者HIDEBOH氏も参加。
4月5日よりクランクインし、水谷さんの采配が振るわれる
本作品は4月30日にクランクアップ、2017年公開予定です。
水谷さんの記念すべき初監督作品、どんな物語になるのか
来年を楽しみに待ちましょう!