日本テレビの名物番組「笑点」。
桂歌丸師匠を司会に、大喜利を繰り広げる
夕方のご長寿番組としてよく知られていますね。
4月30日に収録された「笑点50周年記念スペシャル」の場で
初回から参加し続けた歌丸師匠が笑点引退を発表。
それを受けてか、先日5月1日放送された笑点では
平均視聴率が20.4%と今年最高をマークしました。
歌丸師匠引退の理由は?
そして引退後はいったい誰が司会を引き継ぐのでしょうか?
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桂歌丸引退宣言
4月30日、東京・後楽園ホールで行われた「笑点50周年記念スペシャル」
(5月15日放送予定)にて「来週(5月22日)を放送を最後に、
大喜利の司会をやめさせていただきたいと思っております」と
笑点引退を公表した桂歌丸師匠。
収録後には大喜利メンバーとともに会見を行い、
引退については「体力の限界」を理由に挙げています。
歩くと息切れがし、大変苦しいと語った歌丸師匠。
その大きな原因は2009年に患った肺気腫の影響が大きいとみられており、
また、昨年2015年夏には腸閉塞でも入院されていました。
御年79を迎えた歌丸師匠。
50年間続けてきた番組からの引退はさみしいと語りながらも、後進に道を譲り、
今後も笑点が末永く続くことを祈って席を空けることにしたようです。
笑点を引退したからといって落語をやめるわけではなく、
今後も落語家・桂歌丸は健在とのこと。
また、これから歌丸師匠は終身名誉司会に就任し、笑点の直前に
放送されている5分番組「もう笑点」には今後も出演するそうです。
笑点メンバーの反応
三遊亭円楽
「聞いた時は呆然とした。死ぬまでやったらいいと思っていた。
芸の欲があるかぎり大丈夫。今後も落語で背中を見させていただきます。
長生きしてください」
三遊亭好楽
「朝、トイレに行ったら便器がなくなってるようなもん」
林家木久扇
「とにかくびっくり。わからない。こういうのを呆然と言うんだな」
林家たい平
「聞いたときは何がなんだかよく分からなくてビックリを通り越した気持ち」
山田隆夫
「本当に寂しいです。いろいろなことを教えていただきました。
本当にありがとうございます」
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次の司会は円楽が有力候補?
歌丸師匠が司会を降りた後、気になるのは次の司会者。
日本テレビはまだ未定とされていますが、各方面では
様々な憶測がたてられているようです。
今のところ最有力候補ではないかと言われているのが
三遊亭円楽さん。
昨年夏に歌丸師匠が入院された際に、回答者たちが順番で
司会者を務めた際の司会ぶりが好評だったこと、
また、歌丸師匠の前に司会を務めていた故五代目三遊亭円楽さんが
歌丸師匠と親友だったことから、その可能性が高いと言われています。
続いて候補に名前が挙がっているのが林家木久扇さん。
こちらも笑点出演歴が長く、実力も十分ではないかとの声があります。
また、現在の回答者から司会者へと昇格があった場合、
空きがひとつできるため、そこに長男の林家木久蔵さんを起用し
親子共演の可能性もあるのではないかとみられています。
落語界以外からは爆笑問題の太田光さん、「立川梅春」として
高座に上がるビートたけしさんらが司会に就任もあり得るかと
考えられており、論争が続いているようです。
歌丸さんから笑点司会を引き継ぐのはいったい誰なのでしょうか?
まずは「笑点50周年記念スペシャル」(5月15日放送予定)の放送を
楽しみに待ちましょう。