声帯の療養していた音楽プロデューサーのつんく♂さん(46)が
4月4日、母校の近畿大学の入学式にサプライズ登場しました。
昨年2014年10月に喉の治療すると発表以来、
初めて公の場に姿を見せられました。
新入生約7000人への祝辞の中で、
声帯の摘出された結果、
声を失ったことを告白しました。
アーティストとして大切な声を失ってしまいましたが、
とても前向きで入学式の終盤には、活字を通して
後輩へ熱いメッセージを大型スクリーンに映しだされました。
そんな入学式での様子など分かりやすくまとめてみました。
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つんく♂とは
つんく♂さんは、 シャ乱Qのボーカルとしてデビューし、
その後、作詞、作曲家、音楽プロデューサー、実業家
などと様々な顔を持っています。
現在は総合エンターテインメント事務所の
TNX株式会社代表取締役社長です。
大阪府東大阪市出身で、今回、祝辞を述べられた
近畿大学附属高等学校の近畿大学商経学部
を卒業しました。
今はタレント活動を休止し療養していましたが
昨年10月に再発し、今回の声帯摘出となりました。
つんく♂さんが近畿大学入学式に出席された様子
入学式の終盤につんく♂さんはサプライズとして
大歓声の中、ステージに登場されました。
首にはストールが巻かれていました。
大型スクリーンの活字を用いて
後輩へのメッセージを伝えられました。
「なぜ、今、私は声にして祝辞を読みあげることが出来ないのか…」
「それは、私が声帯を摘出したからです。」
「去年から喉の治療をしてきていましたが、結果的に治りきらず、
摘出するより他なかったから、一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました」
と発表をされ、胸の内を明かしました。
このときには、つんく♂さんの登場により興奮していた新入生も
真剣な表情となり、スクリーンの活字1文字1文字を
見入っておりました。
つんく♂さんは、新入生に向けて、
下記のようなメッセージを送られました。
「私も声を失って歩き始めたばかりの1回生。皆さんと一緒です。
こんな私だから出来る事。こんな私にしか出来ない事。
そんな事を考えながら生きていこうと思います。」「皆さんもあなただから出来る事。あなたにしか出来ない事。
それを追求すれば、学歴でもない、成績でもない、あなたの代わりは
無理なんだという人生が待っていると思います。」「私も皆さんに負けないように、新しい人生を進んで行きます!」
と前向きなメッセージを送りました。
最後の、校歌斉唱はギター演奏で参加されたつんく♂さん。
今後も音楽プロデューサーとしての活躍を期待したいですね。
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