レンタルビデオ店でお馴染みの「ゲオ」などを展開するゲオホールディングスが、
格安スマートフォン事業への参入を4月2日に発表しました。
NTTコミュニケーションズと業務提携し、
「ゲオスマホ」と名付けられたオリジナルブランド商品を販売します。
今や多種多様な企業が参入しているスマホ事業、
ゲオは一体どんなサービスで顧客の心を掴もうとしているのでしょうか?
気になる「ゲオスマホ」について調べてみました。
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「ゲオスマホ」ってどんなスマホ?
「ゲオスマホ」は、買取した中古スマホ端末と「ゲオ×OCN SIM」と
命名されたSIMカードを組み合わせた商品の他、
中国・華為技術(ファーウェイ)製のスマホ2種を揃えた商品ブランド。
この度スマホ事業への参入を発表したゲオですが、
実は2009年7月より中古端末の取扱いを、
2014年4月にはソネット(So-net)のサービスによる格安SIMの販売を行っていました。
今回の参入発表によって直営店50店舗は「ゲオモバイル」と名を改め、
以前から行っていたスマホ事業を更に強化する運びとなります。
「ゲオスマホ」のサービス内容
「ゲオスマホ」の売りのひとつは、新品もしくは一定価格以上の
中古スマホが全て割賦で購入可能ということ。
料金は通信容量によって差はありますが、
月額2,728円から(税込/24回払いの端末代含む)
例えば、中古のiPhone 5s端末と音声通話付きSIMのセットで
月3,000円ほどのプランなどが用意されています。
その他、SIM単体の契約も可能と柔軟な対応を見せます。
「ゲオ×OCN SIM」のサービス内容は、
基本的に「OCN モバイル ONE」と同様のものとなり、
・日次コース
110MB/日
170MB/日
・月次コース
3GB/月
5GB/月
500kbps(15GB/月まで)
以上5つのコースがラインナップ。
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それぞれのコースに、音声対応、SMS対応、データ通信のみの
プランが用意されています。
また、6月30日までの申し込みで、全国のゲオで使用可能な
「100円割引クーポン」が最大2年間毎月提供されます。
さらに店舗網の強みを生かして、現在契約している電話番号を
引き継げるMNP(番号持ち運び制度)への即日対応も可能としています。
今年度の目標販売台数100万台を掲げるゲオ。
中古端末と格安SIMのセット販売はすでに他の企業でも展開されており、
今後注目の市場となりそうです。