冬というと、カキやカニなどをはじめ、
魚介類が美味しい季節ですね。
5日に東京の築地で、クロマグロの
初競が実施されました。
毎年5日前後に築地市場で初競りが実施され、
驚きの価格で落札され話題になります。
今年はどこの業者が落札したのでしょうか?
これまでの歴代の重さと落札金額とともに
まとめてみました。
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マグロの初競り 落札価格
2015年の初競り
青森県大間産クロマグロ
最高値:451万円
大きさ:180キロ
落札者:つきじ喜代村
2014年の初競り
青森県大間産クロマグロ
最高値:736万円
大きさ:230キロ
落札者:つきじ喜代村
2013年の初競り
青森県大間産クロマグロ
最高値:1億5540万円
大きさ:222キロ
落札者:つきじ喜代村
2012年の初競り
青森県大間産クロマグロ
最高値:5649万円
大きさ:269キロ
落札者:つきじ喜代村
2011年の初競り
北海道戸井産クロマグロ
最高値:3249万円
大きさ:342キロ
落札者:つきじ喜代村
2010年の初競り
青森県大間産クロマグロ
最高値:1628万円
大きさ:233キロ
落札者:やま幸
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2013年までは、お祭りのように
値上がりがしていましたね。
2013年の最高価格は、なんと1億5540万という
びっくり価格。
オークションのように価格がドンドン上がって、
価格がお祭状態だったようですが、
2014年からは、この競争は落ち着いたようです。
今年2015年は451万という価格で、
妥当な価格と言われています。
落札したのは、寿司チェーン店で有名な
「すしざんまい」を展開している
「つきじ喜代村」
つきじ喜代村は、あの価格が高騰した
2013年を含めて、4年連続の落札になりました。
落札したマグロは、全国の店舗に切り分けて
食べられるそうです。
2014年は築地の本店に行った時に、
運良く食べることが出来ました。
よかったら行ってみてください。
なお、2010年に落札したやま幸は、
銀座の高級お寿司屋さん「久兵衛」などに
卸している卸業者さんです。
絶滅危惧クロマグロ?
日本はすしを含めて、たくさん魚を消費します。
私も大好きなのですが、
とくにマグロやカニなど魚介類を
たくさん食べることで有名です。
しかし、日本人が大好きなクロマグロが
絶滅の危機にあるのです。
2014年11月には、国際自然保護連合という組織が、
太平洋クロマグロが、「絶滅危惧」へと、
危険度を引き上げました。
2016年には、野生動物の国際取引を規制する
ワシントン条約の会議が実施されますが、
この会議でクロマグロの保護が訴えられれば、
日本でクロマグロが食べにくくなるかもしれません。
実は2010年のワシントン条約の会議で、
クロマグロの漁獲枠は大幅に減らされています。
もちろん絶滅してしまうダメなのですが、
マグロ大好きな日本人としては、
マグロの動向は気になりますね。
もしかすると回転寿司の一番高い皿の色で
マグロが出てくるかもしれません。。。
なお、同じように絶滅危惧されている魚で、
日本にも影響があるのが、「うなぎ」です。
ニホンウナギ・アメリカウナギともに絶滅危惧種に
指定されてます。
うなぎも最近すごく高いですもんね・・