今年で、152回目になる、文学賞
芥川賞・直木賞ですが、
1月15日にその受賞作品が決定。
芥川賞は純文学の新人賞、
直木賞は、大衆文学の新人賞
というような位置づけ。
東野圭吾さんのように、この賞を受賞した作家が
受賞後さらにヒット作品を連発したりと、
作家にとっては、知名度を上げるチャンスです。
また、読者にとっては、
新しい作家さんを知るチャンスでもあります。
今年のノミネートと受賞作品をまとめましたので、
ぜひ本屋さんで手にとって読んで見て欲しいと思います。
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第152回芥川賞・直木賞受賞作品
芥川龍之介賞受賞作品
「九年前の祈り」(群像9月号)小野正嗣
小野正嗣氏は、1970年生まれで、
2001年には、「水に埋もれる墓」という作品で、
朝日新人文学賞を受賞したほか、様々な賞を受賞している実力派。
芥川賞もこれまで3回ノミネートされていたが、
4回目で芥川賞受賞となった。
直木三十五賞受賞作品
「サラバ!」(小学館)西加奈子
西加奈子氏は、1977年のイラン生まれ。
2006年「きいろいゾウ」という作品が大ヒットし、映画化。
直木賞は今回2回目のノミネートでの受賞なります。
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第152回芥川賞・直木賞ノミネート作品
芥川龍之介賞ノミネート作品
上田岳弘「惑星」(新潮8月号)
小野正嗣「九年前の祈り」(群像9月号)
小谷野敦「ヌエのいた家」(文學界9月号)
高尾長良「影媛」(新潮12月号)
高橋弘希「指の骨」(新潮11月号)
直木三十五賞受賞作品
青山文平「鬼はもとより」(徳間書店)
大島真寿美「あなたの本当の人生は」(文藝春秋)
木下昌輝「宇喜多の捨て嫁」(文藝春秋)
西加奈子「サラバ!」(小学館)
万城目学「悟浄出立」(新潮社)