7月17日、国連教育科学文化機関（ユネスコ）の
第40回世界遺産委員会は、東京・上野の国立西洋美術館を含む
「ル・コルビュジエの建築作品」の世界文化遺産登録を決定しました。

ル・コルビュジエの建築作品として登録された世界遺産は7カ国17作品。
数カ国にまたがる世界遺産登録は日本初となりました。

今回世界遺産に登録されたル・コルビュジエのその他作品には
どんなものがあるのか、そして西洋美術館についてご紹介します！
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世界遺産に登録されたル・コルビュジエ作品

近代建築の三大巨匠の一人と呼ばれ、近代建築に大きな影響をもたらした
世界的に有名なフランス人建築家ル、・コルビュジエ
(本名シャルル＝エドゥアール・ジャンヌレ＝グリ)。

彼が手掛けた建築物17作品が「ル・コルビュジエの建築作品」として
この度ユネスコ世界遺産に登録されました。

日本の国立西洋美術館をはじめ、世界遺産となった建築物は以下の通り。

1.ヴァイセンホフ・ジードルングの住宅(ドイツ)

2.クルチェット邸(アルゼンチン)

3.ギエット邸(ベルギー)

http://blog.livedoor.jp

4.ラ･ロッシュ＝ジャンヌレ邸(フランス)

http://ameblo.jp

5.ペサックの集合住宅(フランス)

http://blog.livedoor.jp

6.サヴォワ邸(フランス)

http://takekonbu.fc2web.com

7.ナンジェセール・エ・コリ通りのアパート(フランス)

http://www.chocolatmag.com

8.ユニテ・ダビタシオン(フランス)

http://jp.media.france.fr

9.サン・ディエ工場(フランス)

http://ameblo.jp

10.ロンシャンの礼拝堂(フランス)

http://jp.media.france.fr

11.カップ・マルタンの小屋(フランス)

http://ameblo.jp

12.ラ・トゥーレットの修道院(フランス)

http://ameblo.jp

13.フィルミニのレクリエーション・センター(フランス)

http://jp.media.france.fr

14.チャンディーガル(インド)

15.国立西洋美術館(日本)

http://www.nikkei.com

16.レマン湖畔の小さな家(スイス)

17イムーブル・クラルテ(スイス)

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国立西洋美術館

東京都台東区の上野公園敷地内にある国立西洋美術館は、
その名の通り西洋の美術作品を専門とする美術館として
1959年（昭和34年)6月10日に開館。

http://www.nikkei.com
今回世界文化遺産へ登録されたのはこちらの写真の本館。
ル・コルビュジエによって設計されました。

また、実施設計・監理には彼の弟子である前川國男・坂倉準三・
吉阪隆正らがに協力し、完成させています。

国立西洋美術館の展示物は絵画、彫刻、素描、版画、
工芸などの分野にわたり、およそ5500点を展示。

中でも近代のものを中心とする西洋の絵画・彫刻などを中心とした
約370点に及ぶ「松方コレクション」が核となっています。

※「松方コレクション」とは、川崎造船所（現・川崎重工業）社長を
務めた実業家・松方幸次郎氏が1916年頃から集め始めた
美術品の数々の通称。

展示物紹介

14世紀～16世紀頃
(後期ゴシック美術・ルネッサンス美術・マニエリスム美術)

最後の晩餐～マールテン・ド・フォス

http://www.nmwa.go.jp

17世紀(バロック美術など)

哲学者クラテース～フセーペ・デ・リベーラ

http://www.nmwa.go.jp

18世紀(ロココ美術など)

嵐の海の風景/羊飼いのいる風景～アレッサンドロ・マニャスコ

http://www.nmwa.go.jp

19,20世紀

考える人(拡大作)～オーギュスト・ロダン

http://www.nmwa.go.jp
エバイ(びっくりした男)～ジョルジュ・ルオー

http://www.nmwa.go.jp

開館時間・観覧料・アクセス

国立西洋美術館では定期的に展覧会(展示内容によっては
別途観覧料金必要)も開催しています。

現在はル・コルビュジエに関連した展覧会も行っているそうなので、
興味があれば足を運んでみてくださいね。