今アメリカを含め、全世界で猛威を振るっている
エボラ出血熱
日本でもリベリアから帰国した男性が、
感染したのではというニュースが飛び交い
かなりテレビでも話題になっています。
(検査の結果陰性ということで、ひとまずは安心です。)
しかし、エボラ出血熱は、まだ対策が一部不十分で、
今後も拡大していく可能性もあります。
あらかじめ、エボラ出血熱の感染経路や
その症状など、ある程度知識を身につけておいた方が
良いと思いますので、まとめてみました。
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エボラ出血熱について
エボラ出血熱は、エボラウイルスによるウイルス性出血熱の一種です。
しかし、必ずしも出血するわけではなく、最近ではエボラウイルス病と
呼ばれることもあります。
もちろん人にも感染し、感染すると、
50~80%くらいの確率で死に至る種類もあるほど、
危険なウイルスの一種です。
エボラウイルスの大きさは、80~800ナノメートルの細長い形で、
画像のようなひも状のようなぜんまい状のような形をしており、
形は決まっていません。
エボラ出血熱の感染経路
エボラウイルスですが、人に感染します。
その感染経路ですが、血液や体液の接触で、
人から人に感染していきます。
例えば、
血液
排泄物
吐しゃ物
分泌液
などです。
このようにエボラウイルスは感染力があるのですが、
空気感染はしません。
ただし、唾液から感染する可能性については賛否あり、
くしゃみやせきなどで感染する可能性はゼロではありません。
基本的には、感染者の体液や血液に触れない限りは
感染しませんので、感染者の隔離がしっかりとできていれば
感染の拡大の可能性は低いそうです。
また、個人としてできる対策としては、
感染が確認できているような国や地域などには、
出来る限り行かないということが大切になってきます。
エボラ出血熱の症状
なお、エボラ出血熱についての症状についても、
まとめさせていただきます。
まずエボラウイルスの潜伏期間ですが、
約2日から最長3週間くらいだそうです。
ただ、感染の仕方によって潜伏期間が異なり、
汚染注射器などでの感染だと期間が短くなり、
接触感染の場合は、潜伏期間は長くなるそうです。
また、エボラ出血熱の特徴的な症状は、
・発熱
・頭痛
・のどの痛み
・筋肉痛
・倦怠感(だるさ)
というような症状に始まり、その後には
・嘔吐
・下痢
・発疹
・肝機能・腎機能の異常
・出血
というような症状が出てきます。
出血に関しては、重度な場合のみということです。
インターネットで画像検索すると、
感染した様子やその症状に関して、
結構悲惨な画像が出てくるのですが、
ここではご紹介するのはやめておきます。
もし興味がある方は検索してみてください。
最後に
今後まだまだ拡大していく可能性もある、
エボラ出血熱ですが、まずは正しい情報を集めて、
できるだけリスクを減らしていきましょう。
新しい情報が入れば、随時お伝えしていきたいと思います。
最後に、エボラ出血熱に関しての情報は、
こちらの厚生労働省のホームページでも確認できます。
もちろん国の情報を鵜呑みにするのも良くないのですが、
情報源の1つとしてご紹介しておきます。