ディズニーの子会社、ピクサーの
長編アニメーション20周年記念作品の
フルCGアニメーション映画『インサイド・ヘッド』が、
公開3日間で興行収入が9,044万ドルを突破し、
歴代No.1の好調なスタートを切りました。
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いったいどれだけの人気があるのか?
『インサイド・ヘッド』は、米国時間の6月19日公開され
全米3,946館で、公開後3日間の興行収入が90,440,271ドル
という爆発的な大ヒットとなっています。
原作/原案/シリーズ作品など
毎日のように新作が出る映画作品の中で、
一から“完全オリジナルの映画”というのは
実写作品の『アバター』以来ここまでの規模はありませんでした。
これまで1位だった『アバター』では7,700万ドルでしたが、
その記録を大幅に塗り替えて“完全オリジナル映画”の
全米オープニング歴代No.1の記録を更新しました。
これは、ディズニー/ピクサー・アニメーションの作品でも
続編を除けば歴代No.1のオープニング成績で、
続編を含んでもディズニー/ピクサーの全タイトル内で、
『モンスターズ・インク』の続編で人気を呼んだ
『モンスターズ・ユニバーシティ』を上回っています。
これ以上の実績は、世界中で大ヒットを記録した
シリーズ3作目の『トイ・ストーリー3』の1億990万ドルのみとなり、
『アナと雪の女王』でも6,700万ドル、
『ベイマックス』でも5,600万ドル(全てオープニング3日間の成績)の
記録を見ていただいてもかなりの好調具合を
わかっていただけるのではないでしょうか?
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気になるストーリーは?
そんな絶好調なスタートを切った
この作品の気になるストーリーですが、
原題は“Inside Out”で意味は「裏返し」。
11歳の少女ライリーの頭の中の5つの感情たち、
ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミ。
この5つの感情たちがキャラクターとして話の中心となり
誰もが持っているのに誰も見たことがない
頭の中の世界で “感情たち”が繰り広げる冒険ファンタジー。
人間の感情をキャラクターとして描くなんてなんともユニークですよね。
監督を務めるピート・ドクターは、自身の娘の成長や
感情の変化に戸惑う気持ちが本作を作るきっかけと
話していて、「何が彼女の頭の中で起こっているのだろう?」と
彼自身が親として感じた戸惑いや切実な思いを掘り下げていき
感情を擬人化し、彼らの視点からストーリーを語るという発想に行き着き、
物語が出来上がっていったそうです。
日本公開はいつから
そんなユニークな設定ながらも監督の思いが詰まったこの作品は
日本では7月18日に全国で公開されます。
メインとなるヨロコビとカナシミの日本語のキャストは
ヨロコビが竹内結子、カナシミが大竹しのぶが演じており
日本語版主題歌はDREAMS COME TRUE「愛しのライリー」が
主題歌として公開されます。
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