23日大阪市港区にある海遊館で、
生まれたばかりのアデリーペンギンの赤ちゃんが
来館者にお披露目されました。
21日に生まれたばかりのアデリーペンギンの赤ちゃんは、
体長が約10センチ、体重は100グラム。
アデリーペンギンは成長すると体の毛の色が
黒と白で覆われるが、生まれたばかりの
赤ちゃんは灰色のふわふわした毛に覆われています。
Sponsored Link
アデリーペンギンとは
アデリーペンギンは中型のペンギンで、
南極大陸で繁殖するペンギンとしても有名で
南極大陸に存在するペンギンは
アデリーペンギンとコウテイペンギンのみです。
名前の由来は1840年に南極に上陸した
フランス人探検家デュモン・デュルヴィルの妻・アデリーが由来で、
彼が上陸した場所はアデリーランドと名付けられ、
そこで発見されたこの種にもアデリーの名が付けられました。
成長すると体長は60-70cmになり、体重は5kgほど。
羽毛は腹側が白く、頭部と背中側が黒いが、
目の周りには白いアイリングがあるの特徴です。
ヒナが孵化するまでの約35日間、小石を集めて巣をつくり、
オスとメスが交替で卵を温め、子育てもオスとメスが協力して行い、
赤ちゃんがお腹をすかせた仕草を見せると、親鳥が口移しで餌を与えます。
動画・写真
実際の生まれたばかりのアデリーペンギンの赤ちゃん
こちらは22日に測定したときの画像です。
kaiyukan.com
Sponsored Link
いつ赤ちゃんは見られる?
海遊館では23日にもう1羽、
アデリーペンギンの赤ちゃんが誕生していて、
ふ化していない卵もいて、ベビーラッシュを迎えています。
今は親鳥のおなかの下に隠れてあまり顔を出さない赤ちゃんも、
ひと月ほどで水槽内を歩き回るようになり、
ぽてぽてと歩く愛くるしい姿を披露してくれるそうです。