本日3月9日の午前中、太陽が月に隠されて
欠けたように見える部分日食が起きました。
日本で日食が見られるのは2012年5月21日の金環日食以来。
しかし、低気圧の影響で雲や雨で隠されてしまった地域も多く、
観測できたのは北日本の一部などに限られてしまいました。
今回の日食は、昨年7月7日より運用開始した気象衛星ひまわり8号も
ばっちりとらえており、その映像が公開されていましたのでご紹介します。
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ひまわりが写した皆既日食の動画
日本では部分日食でしたが、インドネシアの方では
太陽が月の影に完全に隠れる皆既日食が観測できた
地域もあったようです。
インドネシアの皆既日食の様子
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ひまわり8号公式サイトの画像
こちらは日本で部分日食が始まった10時半頃。
黒い影が地球上にしっかりと見えていますね。
続いて食の最大を迎えた11時10分頃。
そして日本での部分日食が終わる12時頃。
宇宙からだと黒い影はまだ見えていますが、
日本からは観測できない位置になってしまいました。
日本から見た部分日食の様子
【部分日食】食の最大の頃@札幌です。 pic.twitter.com/lVAoWjArUs
— 札幌市青少年科学館・札幌市天文台 (@SapporoSC) 2016, 3月 9
旭川市から見た部分日食
緯度: 43度45分 経度: 142度21分くらい#部分日食 #旭川市 pic.twitter.com/Epz2iiQpv0— おとん (@OTON118) 2016, 3月 9
部分日食、秋田11:13、最大食分。かなりの雲越しです。 pic.twitter.com/g3H0nofDcH
— 楢山おんじ ( ●—● ) (@nekonekomaron) 2016, 3月 9
本日午前中の部分日食、見えましたか? 滝沢キャンパスは薄曇りでしたが、雲がかかる一瞬に大福を一口かじったような(?)欠けた様子を見ることができました。 pic.twitter.com/joYli8apff
— 岩手県立大学 (@IPU_official) 2016, 3月 9
観測が行えた地域でも、やはり雲がかかっているのが
残念という声が多かったようです。
次に日本で日食を観測できるのは2019年の1月6日。
部分日食が観測できる予定となっています。
今回残念ながら見ることができなかった方は、
3年後に期待しましょう!