9月24日、乳がんのために右乳房を
全摘出した元女子プロレスラーの
北斗晶さん。
手術は無事に完了し、26日には
自身のブログへも元気に記事を
投稿しています。
しかし、服の上からでもわかる
右胸の喪失感はやはり大きいようで、
まだ直接見る勇気はないとのこと。
そんな北斗さんが手術前日23日付けの
ブログに、乳がんの発覚や右胸全摘出と
告げられた時のつらさなどを綴り、
女性たちへの乳がん検査を呼び掛けていました。
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結婚20周年に青天の霹靂
北斗さんの乳がんが発覚したのは今年7月。
発見時には直径2cmにもなる大きな
腫瘍になっていました。
北斗さんは毎年秋ごろに乳がん検査と婦人科検診を
欠かさず行っているにも関わらず、ここまで
大きくなってしまったのは腫瘍の成長速度が
異常に早かったため。
また、乳がんは遺伝と聞いていたために、
出された診断結果はまさに青天の霹靂。
セカンドオピニオンを受けても、結果は
変わりませんでした。
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右乳房の全摘出
さらに北斗さんを待ち受けていたのは
非常な現実。
右乳房を全摘出しなければならないとの
診断でした。
女性にとって胸がなくなるのはいくつに
なっても辛いこと。
すぐには決断できず迷っていた時に
主治医からかけられた言葉は
「胸の事よりも今は5年先、10年先、
生きることを考えましょう。」
この言葉に自分の命が危険にさらされている
ことを改めて自覚し、夫・健介さんと
子供たちとともにこれからも生きていきたいと
強く思い、手術を決断したそうです。
また、抗がん剤治療で髪が抜け落ちる
ショックを少しでも和らげるため、
あらかじめ切っておくことに。
自慢のロングヘア―を45センチも
ばっさりカットしました。
仕事をやり切ってからの手術
がんを告知されてから手術までの期間、
決まっていた仕事は全てやり切った北斗さん。
手術前最後の仕事は、9年間レギュラーを
務めた「5時に夢中」の生放送でした。
メンバーには一切告げていなかったようで、
放送前にメンバーがしんみりしてしまうのを
防ぐためだと語りました。
すでに収録済みでオンエア待ちの番組関係者には
「元気な北斗晶を流してください」と
お願いしたことを報告。
「放送前の入院で、各番組さんには
ご迷惑をおかけしてしまい
大変申し訳ございません。
表に出るタレントよりも、番組を作り上げる
スタッフの皆さんの方が本当に大変です。
重いカメラを抱えてるカメラさんや
照明さん、音声さん。
メイクさんにスタイリストさん。
番組を作るプロデューサーさん、
ディレクターさんや雑用に走り回るADさん。
どの番組も皆さん一生懸命です!
是非、皆んなの努力の成果を観てください。
よろしくお願い致します。」
と、ブログには各番組関係者へのお詫びと
感謝を丁寧に綴っています。
乳がん検査への呼びかけ
ブログの終わりに、北斗さんは乳がんの
恐ろしさや辛さ、乳がん検査の
大切さを綴りました。
「女性の皆さん、若かろうが年を取っていようが
乳癌検診に行ってください!
乳癌の専門医にしか分からない自分では
直視出来ない、触っても分からない
乳癌の位置もある事を、このブログを
読んでくださった皆さんにも
知ってもらいたいです。
毎年検査していても1年で進行の早い癌だと
乳房を全摘出しなければならないほど
大きくなってしまう癌もあるんだという事を
知って下さい。もちろん、癌の出来た
位置にもよりますが…
乳癌は遺伝だから、身内に乳癌の人は
いないから大丈夫と安心しないでください。
そして、自分の体の小さな異変を
見逃さないで。体は正直です!
何かがおかしいと思ったら、
その勘は当たってるから。」
がんになった北斗さんだからこそ、
心に響く必死な思いです。
川島なお美の知らせについて
手術後に更新した26日のブログでは、川島なお美さんが
24日に帰らぬ人となったことに触れ、生前一緒に
仕事をしたことや、愛犬たちと触れ合う川島さんの
可愛らしさについて綴っていました。
「胸をなくしても命はなくさない」と
がんと闘う気持ちを新たにした北斗さん。
また元気なお姿を見られる日を楽しみにしています!