「教師びんびん物語」や「ぶらり途中下車の旅」
などで有名な俳優の阿藤快さんが15日、
自宅のベッドで帰らぬ人となっていたことが
16日に判明しました。
阿藤さんは14日に誕生日を迎え、御年69歳に
なったばかりでした。
つい数日前まで仕事をされており、突然の
別れに同業者やファン達も驚くばかりです。
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個性派俳優・阿藤快
1946年、神奈川県小田原市に誕生した阿藤さん。
東京都立大学法学部を卒業後、役者を志し
俳優座の舞台部に入りました。
当初は悪役が多かった阿藤さんですが、
1988年にフジテレビ「教師びんびん物語」で
主人公の同僚教師・長曽我部権三役で出演
するやいなや、たちまちお茶の間の人気者に。
数々の映画やドラマで個性的な存在感を
見せつける一方、日本テレビ「ぶらり
途中下車の旅」などの旅番組やグルメ番組で
リポーターとしても活躍。
幅広い層から愛されていました。
阿藤さんの本名は公一(こういち)さん。
2001年までは「阿藤海」という芸名を使って
いましたが、誕生日を機に「阿藤快」へと
変更しています。
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11月15日 自宅のベッドで発見
阿藤さんが発見されたのは15日午後2時ごろ。
仕事先に姿を見せず、連絡もとれなくなった
阿藤さんを心配して所属事務所のスタッフと
家族が、都内にある阿藤さんの自宅を訪問。
ベッドの中で静かに、その人生に幕を引いていました。
発見したスタッフによると「苦しんだ様子もなく、
名前を呼びかければ起き上がりそうだった。
眠ったまま亡くなったよう」とのこと。
部屋のカーテンも閉まったままだったそうです。
背中の痛みを訴えていた
背中の痛みを訴え、マッサージを受けていた阿藤さん。
阿藤さんは大動脈破裂胸腔内出血でこの世を
旅立たれましたが、実はこの背中の痛みが
サインだったようです。
老化していた動脈が破裂し、胸腔に勢いよく
血液が流れ込むことで起きる大動脈破裂胸腔内出血。
背中の痛みは心筋に酸素や栄養を送る冠状動脈に
老化が起こると血の流れが悪くなることで
引き起こされることがあるとのこと。
60歳以上の方で背中に痛みを感じた時は、
動脈硬化や心臓疾患を疑うべきと医師は
話しています。
14日に誕生日を迎えたばかりの突然のお別れ。
同業の芸能人たちからも悲しみの声が寄せられていました。
大林素子
「阿藤快さん・・信じられない。
1日まで舞台で御一緒させて頂いてたのに。
次は旅番組行こうって言ってたのに。
悲しすぎる。御冥福をお祈り致します。
信じられない・・」
ギャル曽根
「いつも会うとニコニコ優しく色んな事を
教えて下さった大好きな阿藤快さん。
たった今ネットニュースで見てビックリして、
涙が止まりませんでした。」
片岡愛之助
「先日、久しぶりに電話がかかって来て、
プライベートなことを話していたら
『良かったなぁ、今度、紹介してくれよ』と
言われたので、喜んでと言ってましたのに、
約束、果たせませんでした…。
本当に信じられません。阿藤さん、
ありがとうございました」
阿藤快さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。