現在テニスのウィンブルドン選手権に
出場している世界ランク5位の錦織圭選手が、
シングルス2回戦を前に会見を行いました。
そこで発表されたのはなんと
ウィンブルドン選手権の棄権!
大会2度目のセンターコートで
60位のヒラルド選手(コロンビア)と
対戦予定でしたが、苦渋の決断をしたようです。
錦織選手はなぜ棄権の判断にいたったのか?
調べてみました。
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棄権の理由
錦織選手は2回戦の直前練習を約40分行い、
その後に「試合と同じ動きをすると痛みが出た。
このままやっても勝てないと思った」と
棄権の理由を明かしました。
2週前のハレ(ドイツ)の大会準決勝でも
左足ふくらはぎを痛めて途中棄権をした錦織選手。
その時の怪我が悪化してしまったのでしょうか?
1回戦、2回戦前の練習の様子
1回戦では世界55位のシモーネ・ボレリ選手
(イタリア)を相手に、3時間22分の
フルセットの末、勝利。
しかし、前哨戦での左ふくらはぎの故障もあり、
最終セットで新しいテーピングをし、
足を引きずるしぐさも見られました。
この時、錦織選手は「勝ててホッとした。足はたぶん大丈夫。
(痛みが)あってもたぶん言わない」と気になる
発言も…。
2回戦の直前練習ではサーブやショットを確認し、
不安な点である左ふくらはぎには、
肌色のテープがしっかり貼られていました。
このことからもやはり、ゲリー・ウェバーオープン準決勝での
負傷が今回の棄権に繋がったと考えられます。
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今後の試合は?
錦織選手は今回の棄権について、
「こうなったのは残念。特にグランドスラムだし、
すごくすごく悲しいし、がっかりしている」と
コメント。
しかし、次への万全の準備をし、
けがで立ち止まるわけにいかないと
次戦の8月3日の米ワシントンDCの
大会出場に向けて意気込みを語りました。
錦織選手の早期回復を願います。