ホンダは7月9日、タカタ製エアバック
搭載車163万479台の追加リコール
(回収・無償修理)を国土交通省に届け出ました。
これで、タカタ製エアバッグの欠陥問題での
国内のリコール台数は、12社で計約947万台に
までのぼっています。
今回の対象車種などをまとめてみました。
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リコール制度とは?
そもそもリコールについて詳しく知らない方も
いるのでは?
リコール制度とは、自動車に欠陥個所があった場合、
メーカーが自ら、国土交通省に届出て、
回収・修理を行い、事故・トラブルを未然に
防止しなければいけない制度です。
また、回収・修理には以下の3種類のレベルがあります。
リコール
自動車が道路運送車両の保安基準に適合しなくなる
可能性がある状態で、原因が設計または製作の中に
ある場合、メーカー等が、保安基準に適合させるために
必要な改善措置を行うことをいいます。
改善対策
保安基準不適合状態ではないが、安全上または
公害防止上放置できなくなる可能性があり、
原因が設計または製作の中にある場合、
メーカー等が、必要な改善措置を行うことを
いいます。
サービスキャンペーン
リコールまたは改善対策に該当しない場合であり、
商品性や品質の改善のためにメーカーが修理・
改修処置を行うことをいいます。
さらに詳しく知りたい方は、こちらの
国土交通省公式サイトからどうぞ。
追加リコールの理由
今回のホンダ追加リコールについて、
国交省は、ホンダが実施したサンプル調査の中で、
ガス発生剤の密度が低下したエアバッグが
見つかったとしています。
しかし、不具合の原因はまだわかっておらず、
異常破裂する恐れがあるために、
事前対策としてリコールを決めたようです。
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対象車種
通称名 | 形式 |
フィット | DBA-GD1 |
DBA-GD2 | |
DBA-GD3 | |
DBA-GD4 | |
DBA-GE6 | |
DBA-GE7 | |
DBA-GE8 | |
DBA-GE9 | |
DAA-GP1 | |
ゼスト | CBA-JE2 |
ゼスト ゼストスパーク |
DBA-JE1 |
ゼスト | DBA-JE1改 |
ストリーム | DBA-RN6 |
DBA-RN7 | |
DBA-RN8 | |
DBA-RN9 | |
インサイト | DAA-ZE2 |
インサイト エクスクルーシブ |
DAA-ZE2 |
ステップワゴン | DBA-RG1 |
DBA-RG2 | |
ステップワゴン スパーダ |
DBA-RG3 |
DBA-RG4 | |
エアウェイブ | DBA-GJ1 |
DBA-GJ2 | |
クロスロード | DBA-RT1 |
DBA-RT2 | |
DBA-RT3 | |
DBA-RT4 | |
CR-V | DBA-RE3 |
DBA-RE4 | |
フィット シャトル | DAA-GP2 |
DBA-GG7 | |
DBA-GG8 | |
モビリオ スパイク | DBA-GK1 |
DBA-GK2 | |
モビリオ | DBA-GB1 |
DBA-GB2 | |
ザッツ | ABA-JD1 |
ABA-JD2 | |
パートナー | DBE-GJ3 |
DBE-GJ4 | |
フィット アリア | DBA-GD8 |
DBA-GD9 |
なお、ホンダ公式サイト内でも、
車台番号を入力することでリコール・
改善対策の対象となっているかの確認も可能です。
ホンダリコール情報
近年このような、数十万台以上のリコールが
起こる背景には、自動車の複数車種の共通設計や
部品の共用化などが進んだためであるといえるでしょう。
車の整備も含め、一度ご自身の車の車台番号を
確認してみてくださいね。