18日、
資源エネルギー庁が発表した
11月16日時点のレギュラーガソリン
1リットル当たりの店頭価格は131.6円と
平均で前週比0.6円安。
ここ4週連続で値下がりを続け
現在今年の最安値となっています。
消費者としては嬉しいニュースですが
なぜ急にガソリンが安くなったのか?
そして、このガソリンの安値はいつまで続くか?
ガソリンの買い時をお伝えしたいと思います。
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なぜ値下がりしたのか?
11月16日時点のレギュラーガソリン
1リットル当たりの店頭価格は131.6円。
これほどのガソリンの値下がりは
2010年3月下旬の139.9円からみると
約5年10カ月ぶりの安値です。
地域別にみると
北海道と近畿で-0.7円
東北と中国・関東で-0.6円
九州・沖縄で-0.5円
中部で-0.4円
四国で-0.3円
全国的に値下がりしています。
値下がりした地域は全国に及びますが
その中でも大きく値下げを見せたのが
この3県。
- 滋賀(-2.0円)
- 栃木(-1.3円)
- 岡山(-1.2円)
滋賀県、栃木県、岡山県のみなさん
ガソリンを入れるなら今かもしれませんよ!
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今後のガソリン価格の変動は?
今回にガソリン価格の値下がりは
中国経済の減速に対する懸念からの
原油先物相場の売りが先行したからです。
この原油価格の下落が続いたため
卸値も下がり、店頭価格へも
反映されたかたちになっています。
それでは今後のガソリン価格は
どう変動していくのでしょうか?
原油価格を調査を担当する
石油情報センターは18日の段階で
世界的な供給過剰感を背景に
「来週もガソリン価格は下がる」と
予測しています。
しかし、本日19日の原油取引では
先日の欧米原油先物が買い戻しに転じ
中東産原油は大幅な上昇をみせています。
このことから、このガソリン価格は
そう長くは続かない一過性のもので
もし、今後給油を必要とするなら
今が買いといえるでしょう。
今年は暖冬と言われているとはいえ
これから暖房機器が必要な時期です。
原油の高騰は避けたいものですね。