先日11月11日に初飛行が行われた
国産初の小型ジェット機「MRJ」。
スケジュール通りに事が進めば、
2017年には国内線に就航、
日本の空を飛び回る予定です。
現在その就航先について様々な憶測が
飛び交っています。
一番有力候補とされているのは中部空港。
どうして中部空港なのでしょうか?
その理由とは?
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MRJ就航先は中部空港?
MRJの最初の買い手である全日空は、
2017年春より25機を順次引き取り予定。
中部空港へ就航させることがほぼ確定
しているようです。
就航先に中部空港を選んだ理由は
その燃費の良さと小回りが利く点から。
現在、全日空が中部や大阪(伊丹)、福岡などと
地方を結ぶ路線に使用している機体は
米ボーイングのジェット機「B737―500」と、
カナダ・ボンバルディアのプロペラ機
「DHC8―Q400」。
これらの期待に任せていた路線を新たにMRJが
担うことで収支への貢献を期待しています。
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日本航空のMRJ拠点は大阪に
一方、MRJを32機購入している日本航空。
こちらは現在大阪などと地方を結んでいる
ブラジル・エンブラエルのジェット機「E170」と
ボンバルディアのジェット機「CRJ200」の
後継としてMRJを採用する見込みです。
約3700キロの航続が行えるMRJ。
多くの地方空港と北京や上海、ソウル、
台北などの各都市に直結が可能であるため、
各地方の空港に国際線を設けて海外観光客を
直接地方に呼び込もうという動きも。
現在、信州まつもとや松山といった空港の関係者や
三菱商事、東京大学の有識者らによって発足された
「次世代地域航空ネットワーク検討協議会」は、
地方路線の強化を目指して運航案を検討中です。
今まで大型都市から遠いために客足が伸びなかった
都市にも観光客を呼べるチャンスですね。
日本の活性化に一役買うことが期待される
MRJには、早ければ3年後の2017年には
一般客も乗ることが出来そうです。
就航する日が楽しみですね!