今年年末の「第６６回ＮＨＫ紅白歌合戦」に
出演が決定している歌手の森進一さんが、
紅白を卒業宣言。
ここ数年引き際をずっと考えていたらしく、
歌手生活50周年となる今年を機に卒業を
決意しました。
紅白の舞台に立つ森進一さんは
今年の出演が見納め。
毎年紅白を盛り上げてくれた大御所の
退場に寂しさが募ります。
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森進一のコメント
先日の発表ですでにご存じのことと思いますが、
第６６回「ＮＨＫ紅白歌合戦」への出場が
決定いたしました。
これもひとえに皆さまのご支援のたまものと、
心より御礼を申し上げます。
こうして４８回連続で紅白歌合戦に
出場させていただいたことは歌手として
大変名誉なことですが、何事にも
けじめというものがあります。
私も４８年連続出場という長いお付き合いになった
紅白歌合戦につきましても、どこかでけじめといいますか、
引き際をどうするか、ここ数年考えてまいりました。
振り返りますと、私は１８歳から歌手生活を
スタートさせ、今年でちょうど歌手生活
５０周年になりました。
そこでこの区切りの良い年を最後のステージとして、
紅白歌合戦から身を引かせていただきたいと
決意したところです。
私をご支援くださるファンの皆さまには
失望を与えてしまうかもしれないと危惧しますが、
これも私の人生の中で大事な一つのけじめであることを
ご理解いただきますようお願い申し上げます。
最後になりますが、歌手・森進一としては
命ある限り精いっぱい唄い続けていく気持ちに
変わりはないことを付け加えさせていただきます。
皆さまどうぞご理解くださいますよう、
よろしくお願い申し上げます。
森 進一
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紅白での歌唱曲一覧
| 放送回 | 出場回数 | 曲目 |
| 第19回 | 初 | 花と蝶 |
| 第20回 | 2 | 港町ブルース |
| 第21回 | 3 | 銀座の女 |
| 第22回 | 4 | おふくろさん |
| 第23回 | 5 | 放浪船(さすらいぶね) |
| 第24回 | 6 | 冬の旅 |
| 第25回 | 7 | 襟裳岬 |
| 第26回 | 8 | あゝ人恋し |
| 第27回 | 9 | さざんか |
| 第28回 | 10 | 東京物語 |
| 第29回 | 11 | きみよ荒野へ |
| 第30回 | 12 | 新宿・みなと町 |
| 第31回 | 13 | 恋月夜 |
| 第32回 | 14 | 命あたえて |
| 第33回 | 15 | 影を慕いて |
| 第34回 | 16 | 冬のリヴィエラ |
| 第35回 | 17 | 北の螢 |
| 第36回 | 18 | 女もよう |
| 第37回 | 19 | ゆうすげの恋 |
| 第38回 | 20 | 悲しいけれど… |
| 第39回 | 21 | 京都去りがたし |
| 第40回 | 22 | 指輪 |
| 第41回 | 23 | おふくろさん(2) |
| 第42回 | 24 | 泣かせ雨 |
| 第43回 | 25 | 劇場の前 |
| 第44回 | 26 | さらば友よ |
| 第45回 | 27 | おふくろさん(3) |
| 第46回 | 28 | 悲しみの器 |
| 第47回 | 29 | 夜の無言(しじま) |
| 第48回 | 30 | 襟裳岬(2) |
| 第49回 | 31 | 冬の旅(2) |
| 第50回 | 32 | おふくろさん(4) |
| 第51回 | 33 | 終列車 |
| 第52回 | 34 | それは恋 |
| 第53回 | 35 | 運河 |
| 第54回 | 36 | 狼たちの遠吠え |
| 第55回 | 37 | さらば青春の影よ |
| 第56回 | 38 | おふくろさん(5) |
| 第57回 | 39 | おふくろさん(6) |
| 第58回 | 40 | 北の螢(2) |
| 第59回 | 41 | おふくろさん(7) |
| 第60回 | 42 | 花と蝶(2) |
| 第61回 | 43 | 襟裳岬(3) |
| 第62回 | 44 | 港町ブルース(2) |
| 第63回 | 45 | 冬のリヴィエラ(2) |
| 第64回 | 46 | 襟裳岬(4) |
| 第65回 | 47 | 年上の女 |
| 第66回 | 48 |
最後の出演となる今年は何を歌ってくださるのでしょうか？
紅白とともに歩んだ歌手生活
1968年「第19回NHK紅白歌合戦」で紅白初出場を果たし、
今年で48回連続出場となった森進一さん。
通算出場記録絵は北島三郎さんの50回に次いで2位、
連続出場記録は歴代1位を記録しています。
18歳で歌手としてデビューし、3年目にして
紅白出場と、まさに紅白とともに歩んできた
森進一さんの卒業は、演歌ファンに
大きな衝撃を与えました。
紅白で姿を見られなくなるのは、本当に残念ですが、
歌手活動をやめるわけではありません。
これからも変わらず素敵な歌声を
披露し続けて下さることでしょう。
