国立感染症研究所の調査で
ほおが真っ赤になるりんご病が
この冬流行する傾向にあるという
調査結果が出ました。
今年は過去10年の調査の中で
最も患者数が多く報告されていて
感染の拡大に伴い全国の40の
自治体ではりんご病へ流行への
注意喚起が行われています。
大人と子どもでことなる症状や
特徴をまとめてお伝えします。
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りんご病とは
りんご病とかわいい名称で
よく知られるこの病気の
正式名は「伝染性紅斑」。
りんご病はウイルス性の感染症で
飛まつ・接触などによって原因である
「ヒトパルボウイルスB19」に感染することで
発症します。
通常は子どもたちの間で流行し
重症化することはあまりありませんが
大人がかかると重症化することあるので
特に妊娠中の女性には十分注意して
いただきたい病気のひとつです。
1医療機関における りんご病報告の多い都道府県
- 大分 (2.83人)
- 熊本 (2.4人)
- 山形(2.17人)
- 秋田(2.06人)
- 鹿児島(1.38人)
- 北海道(1.29人)
- 福島・埼玉 (同じく1.11人)
- 山口・佐賀(同じく1.04人)
- 広島(1.03人)
- 茨城(1.0人)
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りんご病の症状と特徴
子どものりんご病の症状と特徴
- 37℃台の熱が出る
- ほっぺたが赤く腫れる
- 体に小さな赤い発疹が出てくる
大人のりんご病の症状と特徴
- 頬は赤くならない
- 関節が痛くなったり指などが曲げにくくなる
- 体に小さな赤い発疹が出てくる
大人のりんご病は頬が真っ赤になるようなことはなく
咳や鼻水・発熱があり風邪と間違えやすくなります。
一度は治まっても太陽の日差しや入浴で
発疹が再発することもありますので
そういった症状がある場合は要注意です。
りんご病を予防するには
りんご病はウィルスが原因なので
投薬など特別な治療法はなく
基本的には予防するしかありません。
りんご病をはやらせないために
- 乳酸飲料やヨーグルトで免疫力アップ
- 外出時にはマスクを着用する
- しっかり手を洗うこと!
- りんご病とわかったら人に移さない努力をする
首都圏での報告件数軒並み増加していて
日本全国でのりんご病に対する注意喚起が
必要となっています。
年末年始を控えた今
健康管理に気をつけて
楽しい年末を迎えたいですね。