新潮文芸振興会が主催主催する第29回「三島由紀夫賞」・
「山本周五郎賞」の候補作品が4月21日に公開されました。
山本賞にはファッションモデル兼作家の押切もえさんの名前も。
一体どんな作品がノミネートされているのでしょうか?
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第29回三島由紀夫賞ノミネート作品
| 作品名 | 著者 |
| 悪声 | いしいしんじ |
| 「ええ声」を持つ「なにか」はいかにして「悪声」となったのか― いしいしんじ入魂の書き下ろし作品。 |
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| 鳥の会議 | 山下澄人 |
| 親友の神永が、ヤクザ者の親父を手にかけた― 町田康氏大推薦の一作。 |
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| 憂国者たち | 三輪太郎 |
| かの大罪人は三島由紀夫の愛読者だった─ 現代日本の姿と三島文学の本質を探った一作。 |
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| 新カラマーゾフの兄弟 | 亀山郁夫 |
| ドストエフスキー未完の傑作を完結へ― 著者初小説ながら大絶賛された一作。 |
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| 伯爵夫人 | 蓮實重彦 |
| 新潮2016年04月号に掲載されたばかりの 蓮實重彦の22年ぶりとなる新作小説がノミネート。 |
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第29回山本周五郎賞ノミネート作品
| 作品名 | 著者 |
| ユートピア | 湊かなえ |
| 小さな港町・鼻崎町で起きた事件の真相に迫る― 第29回小説推理新人賞を受賞した湊かなえの心理ミステリ。 |
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| 私は存在が空気 | 中田永一 |
| どこかおかしくて、ちょっぴり切ない超能力者の恋物語― 中田永一が書きあげる短編集。 |
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| ガラパゴス | 相場英雄 |
| 著者の傑作「震える牛」に続く衝撃ミステリ― 相場英雄の作家生活10周年記念作品。 |
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| アメリカ最後の実験 | 宮内悠介 |
| 誰も書いたことがない世界を書きたい― 気鋭の作家の新感覚小説。 |
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| 永遠とは違う一日 | 押切もえ |
| 絶賛を浴びた文芸誌デビュー作― さまざまな曲折を味わった押切もえが書く短編小説集。 |
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選考会は5月16日に都内で行われ、同日に選考結果も発表となります。
もしも三島由紀夫賞候補である蓮見重彦氏(79)の「伯爵夫人」が
受賞すれば、史上最高齢での受賞になります。
押切もえさんの山本周五郎賞結果とともに、そちらもあわせて
注目したいですね。








