5月17日は大阪市民にとっては、
歴史的な一日だったかもしれません。
この日に行われた、
大阪都構想の是非を問う住民投票は、
結果的には反対多数ということで、
幕を閉じました。
しかし、その差は、
たった、1万741票という
ほんとに僅差。
この結果、橋本徹氏は
12月末の満期を終了すると
政界を引退するということになりました。
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大阪都構想に関しての住民投票
大阪都構想の開票結果
投票率は全体で66.83%
男性:64.52%
女性:68.97%
この投票率はここ最近まれに見る
高さで、大阪市民全体の関心の高さが伺えます。
大阪都構想については、こちらも
参考にしてみてください。
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大阪都構想が反対でどうなる?
大阪都構想の住民投票が
反対多数に終わったため、
橋本市長の提唱していた
大阪都構想は実施されなくなりました。
そこで、5月19日、橋本市長は
自民党・公明党の大阪市議団の幹部と会談し、
「総合区」を設置することで
意見を一致させました。
総合区というのは、政令市を残したまま、
区の権限を強化するというものです。
もともと区長というのは、
言うなれば、市長のいうことを
しっかりとこなす職員という感じの
イメージでした。
それが、総合区では、区長の権限を強化して、
住民のニーズを直接受け取って、
区長の判断で行政運営ができるようにする
というものです。
今後大阪はこの総合区プロジェクトを
推し進めていく方向に変わりそうです。
12月で引退は本当に残念ですが、
橋本市長としては、12月の人気満了まで
総合区を含め、出来る限りのことをやるという雰囲気がします。
まだまだ大阪からは目が離せなさそうです。