マダニ感染症
というのをご存知でしょうか?
2013年に日本国内で初めて感染が確認された
感染症の一種です。
特にこれから暖かくなり、
キャンプやハイキングとかが盛んになる
5月から9月がピークとなるそうです。
感染すると、最悪の場合、
生命の危険もあるため、
マダニの知識は予めもっておきましょう。
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マダニ感染症とは?
ウイルスなどの病原体を持ったダニなどに
噛まれることから発症する感染症をさします。
特に問題になっているのは、
2011年に特定された新しいウイルスを保有する
「マダニ」に刺されることで感染する
重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)
重症化することもあり、
最悪の場合は、生命を脅かす可能性もあります。
他にも「日本紅斑熱」「ライム病」「回帰熱」など、
さまざまな種類の感染症がありますが、
いずれもマダニに噛まれることで発症します。
重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)とは?
これは、ダニに噛まれてから、
約1週間~2週間ほどで、
・発熱
・食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛
・頭痛、筋肉痛、神経症状
といった症状を引き起こします。
他の感染症も主に「発熱」「頭痛」「吐き気」など
の症状が出てきます。
もちろん症状には個人差があるため、
キャンプに行った・草むらなどをハイキングした
など心当たりがあれば、早めに病院などに相談してください。
マダニ感染症を予防するには?
現時点では、このマダニ感染症を予防する
ワクチンなどは存在しません。
なので、マダニ感染症を予防するためには、
結局のところ、噛まれる可能性を低くするしかありません。
・草むらや山に入らない
・肌を露出しない
・草の上や地面の上に直接座ったり寝たりしない
・上着などを地面や草むらに置かない
・早めに入浴してダニを落とす
など、マダニとの接触を避ける
ということを心がけることが大切です。
マダニに噛まれた時の対処法
最初に大切なことなんですが、
マダニに噛まれたら
自分では取らないようにしてください。
ムリに取ろうとすると、
逆に感染症のリスクが高まったり
してしまいます。
なので、本当にコワいかもしれませんが、
ムリには取ろうとせず、皮膚科のお医者さんに行って、
すぐに診てもらうようにしてください。
できるだけ
自分で取らない
すぐに皮膚科に行く
ということを心がけてください。
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