最近原油安で、エネルギーの値段が下がってきた
という印象がありますが、その原油安の原因の1つ
と言われているのが、
アメリカのシェールガスの開発
アメリカが海底からシェールガスを
取り出すことが出来るようになり、
アメリカの産油量が激増し、
産油国になりました。
このアメリカのシェールガスに対抗するために、
OPECが価格競争を仕掛けたと言われています。
そんな新エネルギーの話題がある中、
日本でも新エネルギーになる可能性がある、
「燃える氷」
を採取することができたそうです。
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燃える氷「メタンハイドレート」とは?
今回日本で採取できたのは、燃える氷を呼ばれる、
「メタンハイドレート」
天然ガスの成分である「メタン」と「水」が結びついて、
シャーベット状になった物資です。
石油や石炭に比べて、燃えるときの二酸化炭素排出量が
少ないという特徴があります。
今回発掘された日本海側には、海底付近に集まる「表層型」
のメタンハイドレートが多く、反対に、
太平洋側には、海底からさらに数百メートルも深いところにある
「砂層型(深層型)」のメタンハイドレートがあると言われています。
今回の調査で、日本近海746カ所でメタンハイドレートが確認でき、
これまでに、合計971カ所から採取できた。
また、世界ではじめてこの表層型サンプルを
採取したことでも、話題になっています。
メタンハイドレードは、
日本の次世代燃料として期待されていて、
今後日本のエネルギー自給率を高めるために
研究が続けられています。
実際にメタンハイドレートを採取した様子や、
燃える様子が動画にありましたので、ご紹介します。
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今回日本でメタンハイドレートが採取できた
ということで、日本でもエネルギー自給率が高まることが
期待されています。
現在原油・天然ガスなど、多くを輸入に頼っているため、
原油価格などのエネルギー価格が、外の要因でコロコロ変わります。
昔オイルショックなんてこともありましたが、
自給できるようになれば、ある程度価格の安定、
そして、エネルギーの安定共有ができるようになり、
安心できるようになるかもしれませんね。
ただ、今の原油安は車など乗っている人には、
大歓迎かもしれませんが(笑)
今後、こうしたエネルギー事情が大きく変わっていく
そんな時代がくるかもしれませんので、
次世代エネルギーには注目していきたいですね。