9月19日未明、学生団体「SEALDs」など
多数の市民団体から撤回を求められていた
安全保障関連法が成立しました。
強行とも言える今回の法案成立に
反対していた団体からは非難の声が殺到。
しかし、安倍首相は「平常心で成立を
待っていた」と答え、不名誉なレッテルを
剥がしていきたいと強気な姿勢を見せました。
この法案決定への各国・日本の著名人からの
反応をまとめました。
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世界各国の反応
アメリカ
「われわれは、日本が日米同盟を
強化し、地域や世界の安全保障に、
より積極的な役割を果たすため
行っている取り組みを歓迎する」
中国
「日本の平和憲法の制限を打ち破るものだ。
軍事同盟を強化し海外派兵を強化しようと
していることは、日本の民衆と国際社会の
強烈な憂慮を招いている」
韓国
「戦後、一貫して維持してきた平和憲法の
精神を堅持し、地域の平和と安定に
寄与するよう、透明性をもって推進すべきだ」
フィリピン
「日本との戦略的パートナーシップを
強める様々な取り組みを期待する。
地域の平和と安定、国際社会の繁栄という
共通の目的に大きく寄与する」
オーストラリア
「日本の国防政策の改革は、日豪間の
国防・安保協力をさらに強めるもので、
それには潜水艦の競争評価プロセスへの
参加も含まれる」
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安保関連法成立への反応
今回の成立には、多数の著名人も
コメントを寄せています。
ビートたけし
「法律で決めなきゃいいのにね。
日本は商人なんだから、「法律で
決まってませんよ」って言いながら
こそっと裏で汚いことしてた方が
日本らしいな、と思うんだよな」
仲代達矢
(自身が出演する映画「NORIN TEN
稲塚権次郎物語」公開初日あいさつにて)
「安保法案が通過しました。与党、野党
含め政治家のみなさんにこそ、ぜひこの
映画を見ていただきたい」
山田洋次
「この国の政府が誠実に国民の声に耳を
かたむけ、真剣に国民の幸福と世界の
平和について考える政府だったなら、
今回の強行採決という目を覆うような
無残な政治はなかったはずです。
今日は日本人としてとても悲しい日」
高田延彦
「米国とはパートナーの関係とは程遠い
親分子分の主従関係。
使いっぱ法案ですな」
つるの剛士
「家族を愛して、自分を愛して、
そんな自分が生まれ育った国を
愛する気持ちさえブレなければ、
僕は右も左も中立さえも関係ないと
思っています。
大切なのは自立ですね」
新潟県弁護士会
反対派の行動
山本太郎議員
生活の党と山本太郎となかまたちの山本太郎参院議員は
喪服姿で数珠を手に参院本会議へ出席。
焼香の真似事もするなど、安全保障関連法案の強行採決
によって「自民党が死んだ」とアピールしました。
このパフォーマンスに対してネット上からは
「幼稚なパフォーマンス」
「インパクト強い。おもしろい」
などと、意見が真っ二つに分かれました。
SEALDs
法案が成立した19日未明、国会周辺で
SEALDsによる「憲法違反」の怒声が
鳴り響きました。
SEALDsの中心メンバー奥田愛基は
「悲壮感はない」と語り、今後は
選挙での戦いだとして、賛成議員を
落選させるよう働きかける意向を
示しました。
これまでに行われた反対デモの様子はコチラ
新横浜デモ
新宿デモ