Windows10に無料アップグレードしたけど「都合があって元のバージョンに戻したい」
「なんだかパソコンと相性が悪い」などアップグレードする前の状態に戻したいと
思われることもあるかもしれません。
そんな方に耳寄り情報!
無料アップグレードした方であればWindows10から7や8.1に戻す
ダウングレードができるのです。
その方法とは!?
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Windows10には元のOSに戻せる機能がついている
バージョンアップはWindows 10に限らず、アップグレードしてから
今まで使っていたアプリやプリンタなどの周辺機器との連動が
うまくいかなくなったりするということはよくあります。
Windows10にはそんな場合のための機能「元のOSに戻せる(ダウングレード)機能」が
備わっています。
Windows10から7や8.1に戻す方法
- ダウングレードをする前に必ず万一のための
リカバリーディスクの用意はしておいてください。 - 画面左下のWindowsマークから設定の
【更新とセキュリティ】を開きます。 - 上から4番目の【回復】をクリックすると
元のOS【Windows7/8.1に戻す】の表示が
出ますので【開始】をクリックします。 - バーションへ戻す理由を聞かれるので、
該当するチェックボックスにチェックを入れて
【次へ】進みます。 - いくつかの注意事項が表示されるので
各項目を十分確認し【Windows7/8.1に戻す】を
クリックしてください。 - すると、以前のバージョンのOSが復元されます。
- 元のOSのアカウントにサインインすれば手続きは完了です。
注意点
念のためWindows10のシステムや大切なファイルなどを
別メディアにバックアップしておきましょう。
もしUSBメモリを使ってアップグレードした場合は、
USBメモリをPCに刺した状態で元に戻す作業を始めましょう。
正しい手順でOSを元に戻しても、一部のアプリは削除されたままの状態になります。
また、OSを元に戻す作業に失敗すると、最悪の場合はOSが起動不能になります。
ダウングレードが失敗してしまう条件としては、
Windows10上で
1.「システムファイルのクリーンアップ」機能を使う
2.「このPCを初期状態に戻す」の機能を使う
3. アップグレード後に、新規ユーザーアカウントを追加
4. Windows.oldフォルダー、\$Windows.~BT フォルダーを削除
これらのいずれかの操作をした場合、OSを以前のWindowsに
戻すことが出来なくなるようです。
また、
・Cドライブの空き容量が極端に小さくなった
(10GB以下または10%以下)
・ドライブ構成を変更する
(外付けHDD/DVDドライブなど含め、ドライブを増やしたり減らしたりする)
なども、Windowsを元のバージョンに戻す操作を失敗させる原因の一つとなっています。
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Windows10から元に戻せるのは1ヶ月以内
ただし、注意していただきたいのが、この方法が使えるのは
Windows10アップグレードしてから1ヵ月(31 日)以内だけという点です。
Windows10にアップグレードしてから1ヵ月以上経っているという方は
元のOSのリカバリーディスクを使って戻すことになります。
1ヶ月以内と言うのがネックですが、元のOSに戻せるこのダウングレードの
機能はとてもありがたい機能ですね。
Windows10が強制アップグレード開始!?
2016年4月、なんとアップグレード日時が勝手に設定され
気づかぬうちにアップグレードされていたという報告がありました。
まだWindows10にするつもりのない方は、
回避方法をまとめましたのでコチラをご覧ください。