水素で走る究極エコカー「MIRAI」、一部では追加補助金も

エコカーというと、電気自動車とか
ハイブリッド自動車という言葉を思い浮かべるかもしれませんが、
水素で走るエコカーというのが登場しました。

そもそもエコカーというのは、
大気汚染の原因となる、窒素酸化物や一酸化炭素
二酸化炭素といったものの排出が少なく、
環境にやさしい車とされています。

今度は、水素で走るエコカーが
世界に先駆けてトヨタ自動車から発売になります。

一体どんなものなのでしょうか？

トヨタのエコカー「MIRAI」

トヨタ自動車が発売する水素のエコカー
「MIRAI」とはどんな自動車なのでしょうか？

まず、水素のエコカーと言われているように、
燃料が水素です。

そのため、排出ガスがゼロという
驚きの自動車です。

発売日は12月15日
車両価格は723万6000円
だそうです。

ただし、補助金が200万ほど交付されるし、
グリーンカー税制やエコカー減税なども活用すると、
実質の負担は520万くらいということになる。

どんな車かは映像を見たほうが早いと思いますので、
こちらにトヨタの動画をご紹介しますね。

すでにこのMIRAIは報道陣に向けて、
公開試乗を実施しており、その乗り心地が
いくつか報告されています。

概ね、いい意味で普通という評価で、
加速は力強く、ハンドリングもしっかりしている
ということで、思った以上いい車のようです。

気になる燃費ですが、こちらはまだ改善の余地がありそうですが、
約3分の水素の充填で満タンになり、
約650kmを走ることができるそうです。

水素の燃料ですが、ある情報では、
1kgあたり、1100円程度で提供されるというものがあります。

そうなると、だいたいリッター約19kmという
計算をされている方がいらっしゃいました。

この燃費については、水素の燃料や
比較するガソリンの金額によって変わってくるので、
あくまで参考としてもらえればと思います。

あとは、水素を補給するガソリンスタンド
というか、水素スタンドですが、
現在日本では、開設予定も含めて59箇所程度しかないそうです。

今回のトヨタのMIRAI発売を受けて、
今後、こうした水素スタンドの普及も必要ですね。

トヨタのお膝元である、愛知県では、
地域経済活性のためにも、
愛知県内の車庫に駐車するという前提でのMIRAIの購入には、
追加で７５万円の補助金が出されるそうです。

現在は上記補助金は中小企業が対象ということですが、
大企業や個人での購入者全員には、
自動車税を最大で６年間免除されるそうです。

国も202万円の補助金を決めたりと、
かなり国が力を入れて普及に協力している
そんな様子が伺えますね。

このままちゃんと水素ステーションなども
普及していけば、今後はガソリン自動車に変わって、
水素自動車が増えていくかもしれませんね。

街でMIRAIを見かけるのもあと半月くらいですね。