アメリカだけでなく、日本でも大きな問題に
なりつつあるタカタ制のエアバッグの問題ですが、
日本国内にも調査の手が伸びようとしています。
原因となったのは、自動車メーカーである
ホンダ社で発生した報告を
アメリカ当局に報告していなかった
という問題です。
この問題をわかりやすくまとめるとともに、
一番の関心である、現在お持ちの自動車が
リコール対象になっているか確認することだと
思います。
この方法についても記載させていただきます。
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自分の車がリコール対象かどうか調べる方法
今回アメリカで問題になっている
タカタ製のエアバッグ問題ですが、
日本でもこれまで約250万台が対象になっています。
しかも、そのうち約100万台はまだリコールされていない
という報告も上がっています。
自動車メーカー各社は該当の方には、
メールやダイレクトメールでリコールの案内を
しているそうですが、中古で転売されていくと、
だんだん所有者を追えなくなるそうで、
案内が行き届いていない場合もあるそうです。
まずは、現在お持ちの車がリコール対象になっていないか
確認してみましょう。
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現在問題になっているホンダの報告漏れ
報告漏れがあったと発表したのは、ホンダですが、
昨日24日、アメリカ内で発生したもののうち、
過去11年間で発生したものの約6割にあたる
約1700件について、アメリカ運輸局に対しての報告が
漏れていたという発表を行い、激震が走りました。
アメリカのルールでは、自動車メーカーは、
4半期に1回、警察から届いた情報や損害賠償などの通知を
アメリカ運輸省高速道路交通安全局というところに
報告する義務があります。
これを今回、ホンダが怠っていた
という結果になりました。
申告違反をした場合、件数に応じて制裁金もかせられるため、
ホンダにも、制裁金が課せられる予定です。
なお、以前からホンダの報告は、他社の自動車メーカーと比較すると
報告件数の少なさが指摘されていたそうです。
ホンダ側はこの原因は申請書類を作成する
コンピューターの不具合としています。
日本でも調査指示
アメリカでの報告漏れをうけて、
日本国内でも、国土交通省が、ホンダに対して、
日本国内でも同様の報告漏れがないか、
再度徹底して調べて報告するように指示を出しました。
もちろん日本国内で同様の報告漏れがあったりすると
大ダメージはもちろんなのですが、
アメリカでの報告漏れで、アメリカ内でのホンダに対する
信頼度がガタ落ちになる可能性があります。
そうなると、日本の輸出産業を支えている自動車産業
全体への影響も少なからず出てきそうです。
ホンダ含め、エアバッグの当事者であるタカタの
真摯な対応を望みます。
できればトヨタのように、今回の件をキッカケとして、
企業の中の膿を取り除き、新生ホンダとして
生まれ変わってほしいと思います。