ついに来たか!
という感じでしたが、すごいニュースが
飛び込んできました。
頭で念じることで、家電製品を遠隔操作できる
という技術を改良したという発表を
国際電気通信基礎技術研究所が
発表しました。
平成32年くらいを実用化の目標にしているそうです。
映画やアニメの世界がもうすぐそばまで
来ているようなそんなニュースです。
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通常の脳状態で操作ができるように
これまでも、こうした電気製品を操作する際に、
操作するという技術はあったそうなのですが、
操作の前に、暗算をしたりして集中する必要が
あったそうです。
それが、今回は通常の脳の状態で、
「テレビをつけたい」
と頭をイメージするだけで、
スイッチがつくという状態まで改良されました。
この技術を研究しているのは、
国際電気通信基礎技術研究所の他に、
島津製作所、積水ハウス、NTT、慶応大学
と共同で行っています。
発表のときには、同時に実演もされたのですが、
実際にテレビをつけることができたそうです。
現在は、まだ操作するまでに
約17秒くらい時間がかかるそうで、
この時間短縮が目標になっています。
また、成功率も以前の技術から比べると
70%→84%まで向上したということで、
さらなる技術の発展が期待されています。
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攻殻機動隊の世界に
人間は想像したことは実現できる
とはよく言ったもので、
アニメ攻殻機動隊の世界が近づいてきたなぁと
このニュースを聞いて感じました。
攻殻機動隊の世界は、科学技術が飛躍的に高度化して、
脳の神経ネットに機械を直接接続する技術(電脳化技術)が登場して、
脳がインターネットに直接接続できるような時代
ということで描かれています。
なんか、まさに今のこの技術が発達すれば、
このアニメで描かれている時代がやってきそうですね!
今実用化にむけては、手足が不自由な方や
高齢者の生活支援のための技術として
期待されているそうです。
一方でゲーム業界とかも関心をしているそうです。
この技術を使ったゲームが登場するのも
すぐ近くまで来ているかもしれませんね!
なお、今回発表された詳しい技術の解説は、
こちらで見ることができます。
ネットワーク型ブレイン・マシン・インタフェース(BMI)の技術開発