4月4日につんく♂さんは母校である、近畿大学の入学式に
出席され、そのときに、声帯全摘出のことを発表しました。
声を出せなくなってしまったつんく♂さんは、
5日にリハビリを開始されました。
そのリハビリ方法とは、「食道発声法」です。
「食道発声法」とは?など分かりやすくまとめてみました。
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声帯摘出すると、どうなる?
声帯摘出は、喉頭を取り除き呼吸をするために
首の付け根辺りに、丸い穴を開けます。
この穴は「永久気管孔」と言いここから呼吸します。
鼻や口から呼吸することはできないため、
嗅覚にも支障が出てしまいます。
日常はこの気管孔にハンカチやスカーフを当てて
呼吸しなければいけなく、入浴のときは、
肩までつかってしまうと気管孔から
水が入ってしまいます。
このように、声帯を摘出すると声だけではなく
ほかの生活にも支障がでてしまいます。
「食道発声法」とは
食道発声法とは、胃にある空気を逆流させて
食道を振動させ声を出す、というものです。
少し想像しにくいですが、イメージとして
ゲップを自らで出す感覚らしいです。
通常は肺から空気を送り、発声しますが
この発声法は、胃からなので空気量が少なく、
声のボリュームが小さくなってしまいます。
この発声法は少しコツが必要となり、一般的には
習得するまで1年間の練習が必要とされています。
もう一度、自分の肉声で話したい。
つんく♂さんが声を取り戻すために、
この発声法を選択した理由があります。
「なんとしても、もう一度自分の声で言葉を発したい」
つんく♂さんはそう周りに言っています。
ほかの方法には、機械を喉にあてて比較的簡単に声を
出すことができるが、機械に頼る気は全くないらしいです。
この食道発声法は、習得すれば電話での会話が難なくこなせたり
前のようにはいかないものの、歌うことも可能となります。
つんく♂さんのブログには「新しいつんく♂として頑張っていく」と
書かれいて、是非応援したいと思います。
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