先日フィギュアスケートの
全日本選手権大会が開かれました。
結果的には、男子は羽生選手が
グランプリ・ファイナルに続き、
全日本選手権でも優勝。
これで全日本選手権3Vを達成!
2014年は羽生快進撃でしたが、
2015年も続きそうです。
他にも男子では町田選手が引退を発表し
衝撃を与えました。
また、女子にも新しい波が押し寄せています。
まずは、全日本選手権の結果から
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第83回全日本フィギュアスケート選手権大会 結果速報
男子は羽生選手がショートプログラムから躍動!
94.36の高得点でショートプログラム首位。
フリーに入っても圧倒的な力を見せつけ
堂々の3連覇を達成しました。
2位はグランプリ・ファイナルのジュニアで
大活躍し、一躍有名になった宇野昌磨選手がランクイン。
2015年も羽生選手とともに、大活躍が期待されています。
3位の小塚選手は、ショートプログラムで
6位スタートと厳しいスタートになりましたが、
フリーで得点を伸ばし表彰台をゲット。
男子フリー
順位 | 選手 | 所属 | 得点 |
---|---|---|---|
1 | 羽生結弦 | ANA | 286.86 |
2 | 宇野昌磨 | 中京大中京高 | 253.90 |
3 | 小塚崇彦 | トヨタ自動車 | 245.68 |
4 | 町田樹 | 関西大 | 242.61 |
5 | 無良崇人 | HIROTA | 236.40 |
6 | 山本草太 | 邦和スポーツランド | 206.80 |
男子ショートプログラム
順位 | 選手 | 所属 | 得点 |
---|---|---|---|
1 | 羽生結弦 | ANA | 94.36 |
2 | 町田樹 | 関西大 | 90.16 |
3 | 宇野昌磨 | 中京大中京高 | 85.53 |
4 | 村上大介 | 陽進堂 | 81.28 |
5 | 無良崇人 | HIROTA | 78.54 |
6 | 小塚崇彦 | トヨタ自動車 | 72.39 |
女子ショートプログラムは
グランプリ・ファイナルでもいい演技を見せてくれた
本郷選手が首位。
しかし、フリーで宮原選手が躍動し、
逆転で初優勝を飾りました。
また、13歳の新鋭樋口選手がショートプログラムに続き、
フリーでもいい演技を見せて、3位表彰台に上がりました。
男女ともに若い世代の選手の活躍が
目覚ましかったですね!
これからの日本フィギュアが楽しくなりそうです!
女子フリー
順位 | 選手 | 所属 | 得点 |
---|---|---|---|
1 | 宮原知子 | 関西大中・高スケート部 | 195.60 |
2 | 本郷理華 | 愛知みずほ大瑞穂高 | 188.63 |
3 | 樋口新葉 | 日本橋女学館 | 181.82 |
4 | 永井優香 | 駒場学園高 | 168.55 |
5 | 村上佳菜子 | 中京大 | 167.46 |
6 | 坂本花織 | 神戸FSC | 167.46 |
女子ショートプログラム
順位 | 選手 | 所属 | 得点 |
---|---|---|---|
1 | 本郷理華 | 愛知みずほ大瑞穂高 | 66.70 |
2 | 宮原知子 | 関西大中・高スケート部 | 64.48 |
3 | 樋口新葉 | 日本橋女学館 | 64.35 |
4 | 中塩美悠 | 広島スケートクラブ | 60.07 |
5 | 加藤利緒菜 | 長尾谷高 | 58.10 |
6 | 永井優香 | 駒場学園高 | 58.00 |
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世界選手権代表が決定!
今回の全日本選手権が終了と同時に、
日本スケート連盟は、2015年3月中国にて開催される、
世界選手権の代表選手を発表しました。
代表選手は、全日本選手権以外でも
グラプリシリーズなどの成績も加味されて
選抜されています。
◯男子シングル
羽生結弦(ANA)
小塚崇彦(トヨタ自動車)
無良崇人(HIROTA)
◯女子シングル
宮原知子(大阪・関大高)
本郷理華(愛知みずほ大瑞穂高)
村上佳菜子(中京大)
なお、今回の全日本やグランプリ・ファイナルで活躍した
宇野昌磨選手や樋口新葉選手は世界ジュニア選手権に
出場が決定しています。
なお、男子シングルの代表選手には、
当初、町田選手が選ばれていました。
しかし、その代表発表の場で突然代表引退を宣言。
代わりに無良崇人の世界選手権出場が決定しました。
この突然の現役引退宣言は、
スケート協会も知らなかったみたいで、
サプライズ引退になりました。
今後、町田選手は早稲田大学大学院スポーツ科学研究科
にて、学業に専念されるそうです。
町田選手といえば、独特な目線や言い回しから、
氷上の哲学者と言われていますが、
研究者に向いていそうですね。
学業でも大きな成績を収めるでしょう。
最後に町田選手の独特な言い回し、町田語録を
幾つかご紹介します。
町田選手語録
・僕は元々芸術家。目指しているのは、純粋芸術としてのフィギュアスケート
・エタノールを燃やしたときに透明な炎が出るんですけど、
そういう見えない炎を内に秘めて虎視眈々と狙う
・僕にとって現状維持は退化
・さなぎからチョウへ、羽化するような進化をお見せしたい
・これまでの「火の鳥そのもの」から、僕の裸体に火の鳥の精神を絡みつけて具現化した
・265点という今回の得点が、今後僕を苦しめる、呪いの数字になるかもしれない・・・
・蒼穹の舞台でこのプログラムへの愛を皆様に届けたい
・五輪は未知なるフロンティア
・SPが“悲恋の極北”、FSが“シンフォニックスケーティングの極北”
・衣装に宇宙を溶かし込みたい
・誇りを胸に堂々と競技人生に終止符を打てます