2014年ははやぶさの打ち上げで盛り上がり、
先日日本の宇宙予算も発表され、
すごく身近な話題になっている「宇宙」
先日アメリカのNASAが火星探査のための
新型スペースシャトルを打ち上げたりと、
最近話題が多くなった印象です。
そして、本日また新しいニュースが飛び込んできました。
無人探査機が初めて冥王星に近づいて、
観測を始めるというのだ。
まだ観測結果は出ていないが、
このプロジェクトについて調べてみた。
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無人探査機「ニューホライズン」
今回「冥王星」を調査するのは、
無人探査機「ニューホライズン」
ニューホライズンは2006年にNASAが打ち上げた
無人探査機で、太陽系の外側にある惑星を調査する
ということが目的です。
今人間が住んでいる地球は、
宇宙の中でも太陽系というところに存在します。
昔、「すいきんちかもく・・」
なんて言って、太陽系の惑星を覚えた記憶が
あるかもしれないが、
地球は太陽系で内側から3番目の惑星。
ニューホライズンは、太陽系をどんどん離れていき、
太陽系の外側にある惑星を観測します。
そして、今回観測するのは、
太陽系の9番目に位置する「冥王星」
地球から遠い位置にあるため、
探査機などで調べたことはなく、
詳細がよくわかっていない天体でした。
この冥王星の大気の成分や、
地表の様子などを観測するため、
冥王星の新しい写真が見られるかもしれませんね!
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なお、ニューホライズンですが、
過去に木星を通過したときに、
木星の写真を撮ったことでも有名です。
こちらは2008年にニューホライズンが撮影した、
木星(大きい方)とその衛星「イオ」(小さい方)です。
さらにイオが噴火している状態を
初めて撮影したということで、当時話題になりました。
今回、冥王星の衛星「カロン」についても
調査したりしますし、さらにその外側にある、
「エッジワース・カイパーベルト」と呼ばれる、
小天体が集まる部分も調査します。
これまで見たことがない写真が見られることを
期待したいですね!
調査はこれから8月くらいまでかけて
冥王星を調査し、2020年東京オリンピックくらいまで、
エッジワース・カイパーベルトを調査します。
新しい画像が発表されたらいち早くお知らせしたいと思います。