「鬼は外、福は内」でお馴染みの
節分の豆まき。
子供のころに無邪気に豆まきを
していた頃を思い出しますね。
でも、最近は
「掛け声が隣に聞こえて恥ずかしい。」
「あとの片付けが大変。」
という理由で豆まきをしない家庭が
多いらしいです。
そんな節分の日は、
その年の恵方(えほう)に向いて
太巻き寿司を食べる風習があります。
そもそも、節分の日に
なぜ豆をまくのか?
太巻き寿司を食べるのか?
知っているようで知らない
節分を分かりやすくまとめてみました。
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本当は年に4回節分があった。
節分は本来「季節の分かれ目」のことで、
立春、立夏、立秋、立冬
それぞれの前日を指す言葉です。
立春は2月4日ごろにあたり
旧暦では、この頃がお正月にあたります。
昔は春の節分では、
大切な大晦日の行事として
特別な日とされ、
年4回の内、立春の節分だけが
現代に残ることになりました。
今年の恵方は?
今年の恵方はどの方角か
毎年違うからややこしいですよね。
実は、恵方の方角は4つしかありません。
今年の恵方と来年以降の恵方こちら。
西暦(年号) | 恵方 |
---|---|
2014年(平成26年) | 東北東 |
2015年(平成27年) | 西南西 |
2016年(平成28年) | 南南東 |
2017年(平成29年) | 北北西 |
2018年(平成30年) | 南南東 |
2019年(平成31年) | 東北東 |
2020年(平成32年) | 西南西 |
どうして、節分に恵方巻き食べるのでしょうか?
これは、福を巻くという意味がこめられています。
切らずに丸かじりするのは、福を切らないため
とされています。
また、昭和50年代に、大阪の寿司屋さんと海苔の
業界が始めたとされています。
恵方巻きの食べ方は、
その年の恵方の方角に向いて
食べ終わるまで、喋ってはいけない。
食べているときに願い事をするといいらしい。
毎年なんとなく過ごしている節分も
これからは、楽しみになりそうですね。
願いが叶うといいですね。