熱海・那須・白浜・草津、日本国内には
有名な温泉地がたくさんあります。
有名な温泉地のひとつ、大分県別府市で
温泉88ヶ所を周り名人を目指す
「別府八湯温泉道」という取り組みを
行っているのをご存知でしょうか?
今回この「別府八湯温泉道」で88ヶ所を
88巡した人へ贈る称号を
「泉聖」とし、
これまで記録が達成される度に
新しい称号が作られていましたが、
「泉聖」以上の上位の称号を作らないと発表しました。
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「別府八湯温泉道」って何?
別府には、約2300もの源泉があり、
その中の約140湯の共同温泉やホテル旅館の温泉が、
この温泉道に参加。
始め方は簡単!
その88湯をめぐり「スパポート」と呼ばれる
赤いスタンプ帳にスタンプを集めるもしくは
携帯電話に登録してケータイ温泉道でスタンプを集めることで、
「別府八湯温泉道名人」の称号を与えられます。
称号はどういったものがあるのでしょうか?
88箇所を制覇した名人は県内・県外全てあわせると6000人を超え、
称号ランクはどのように決まるかというと
11巡で永世名人、22順で名誉名人、33巡で永世名誉名人、
44巡で王位名人とまるでプロの棋士のようですね。
その上にも55巡で「永世王位名人」、
66巡で「泉王名人」、77巡で「永世泉王名人」、
今回決まった88巡での「泉聖」が最高位となります。
また、称号ランクとは別に段位があり
別府八湯温泉道事務局により段位認定されると
段位の色の認定タオルと認定証をもらうことができます。
ただし、こちらの段位認定には申請と申請料が必要で
希望者以外の申請は必須ではないそうです。
ただ、七段になると「泉生」の称号と同時に「高段位者優遇入場券」がもらえ
特定のホテル・旅館の入浴料が、無料もしくは半額になります。
有効期限は1年間あるのでこちらもよゆうがあれば、是非挑戦してみたいですね!
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対象温泉の中で注目どころは?
そんな楽しみ方いっぱいの「別府八湯温泉道」。
スタンプラリーに参加している注目の温泉をいくつかご紹介します。
第1番 竹瓦温泉 (たけがわらおんせん)
明治12年(1879)創設で、創設当初は竹屋根葺きの浴場で
その後改築されたものが瓦葺きであったため、
竹瓦温泉の名称がついたと伝えられています。
現在の建物は昭和13年(1938)に建て直されたもので
正面は唐破風造(からはふづくり)の
豪華な屋根をもつ温泉となっており、
その外観は別府温泉のシンボルとなっています。
天井の高いロビーは昭和初期のイメージを残しており、
湯上りにくつろげるスペースとなっています。
名物の砂湯は浴衣を着て砂の上に横たわると
砂かけさんが温泉で暖められた砂をかけてくれます。
所在地:
大分県別府市元町16-23
入湯料 :
100円、砂湯1030円
泉質:炭酸水素塩泉
第74番 スギノイパレス棚湯 (すぎのいぱれすたなゆ)
別府一望の超絶景スポットの湯、別府湾や街の夜景、
そして四国佐田岬までを借景にした、圧倒的な開放感と眺望を楽しめ、
水着で入れる温泉「ザ アクアガーデン」にも入ることが出来ます。
所在地 :
大分県別府市観海寺1
入湯料 :
1500円 ※土・日曜、祝日2000円 特別期間(GW・夏休み・正月など)は要問合せ。
泉質 : 単純泉
第73番 いちのいで会館 (いちのいでかいかん)
食事付での入浴のみで時間とともに青乳色に変わる湯としても有名で
別府を一望できる山の上にあり温泉からも別府を一望でき景色を楽しめます。
あと奇数日・偶数日で男女入れ替わり展望が全く違うのでご注意。
所在地 :
大分県別府市上原町14-2
入湯料 :
1,470円 ( だんご汁定食 + 入浴 ) ※食事必須
泉質 : 塩化物泉
別府八湯温泉道は他にも参加している温泉がたくさんありますので
温泉で癒されながら、泉聖を目指してみてはどうでしょうか?