毎年秋に開催され、大きな賑わいを
見せる「岸和田だんじり祭」。
今年も9月19日、20日に開催されます。
豪快にだんじりを引き回す大迫力の
お祭りに興奮してしまうこと間違いなし!
岸和田だんじり祭の見どころや
日程などをご紹介します。
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岸和田だんじり祭とは
「岸和田だんじり祭」は、大阪・
岸和田市で毎年9月の敬老の日
直前の土日で開催されるお祭りです。
「だんじり」とは他の地域で言う
山車(だし)のこと。
1745年に始まったとされる説と、
1703年の稲荷祭を起源とする説があります。
どちらの説が正しいにせよ、200年以上の
歴史を持つ、豊作祈願のお祭りとなっています。
だんじりが活躍し始めたのは1780年ごろから。
このお祭りのだんじりには「肩棒」と
呼ばれる、周りを囲う四角い木枠がなく、
車高がやや低めとなっています。
「やりまわし」は必見
豪快なイメージを持つ岸和田だんじり祭。
そのイメージは、このお祭りの見どころの
ひとつである「やりまわし」から受けた人が
多いのではないでしょうか?
通常のお祭りでは曲がり角を曲がる際、
スピードをおさえてゆっくり曲がるもの。
しかし、だんじり祭では逆にスピードを
つけ、一気に駆け抜けていきます。
その凄まじい迫力は、まさに
「岸和田だんじり祭」の醍醐味。
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大迫力のやりまわしを間近で見たいがために
角を狙う観光客も多いようですが、
お祭り主催側の指示に従って安全な場所で
見るようにしましょう。
岸和田だんじり祭・開催スケジュール
宵祭 9月19日(土)
6:00~7:30 | 曳き出し |
9:30~11:30 | 午前曳行 |
13:00~15:00 | 駅前パレード |
15:00~17:00 | 午後曳行 |
19:00~22:00 | 灯入れ曳行 |
本祭 9月20日(日)
9:00~12:00 | 宮入り |
13:00~17:00 | 午後曳行 |
19:00~22:00 | 灯入れ曳行 |
また、お祭り前の練習として9月6日(日)・
9月18日(金)には「試験曳き」が行われます。
あくまで練習なので観光客は少なく、
それでいて本番さながらの迫力が
楽しめるため、お祭りの混雑が苦手な方は
試験曳きを楽しむというのも良いのでは?
開催場所
岸和田だんじりは「岸和田地区」と「青木地区」の
二カ所の地域で行われます。
祭りの規模が大きいのは岸和田地区の方で、
観光客も多く混雑が予想されます。
また、青木地区では連続テレビ小説
「カーネーション」のロケ地となった弥栄神社への
宮入や、だんじり同士のすれ違いなど、
こちらでしか見られない見どころがあります。
詳しい開催場所や当日の曳行コースは
こちらをご覧ください。
「ケヤキの神」
岸和田だんじりではお馴染みの歌となっている
歌手・IKECHANの「ケヤキの神」。
秘密のケンミンSHOWでも取り上げられました。
地元民ならだれもが知っているこの歌は
だんじりには欠かせない存在なのだそうです。
各町のハッピ
各町ごとに違うハッピの色や柄。
「このハッピはあの地区だ!」と分かっていると
お祭りをより楽しめることでしょう。
10月にも開催
9月のお祭りとして広く知られる岸和田だんじり祭ですが、
実は毎年10月にも行われています。
今年は10月10・11日の日程で開催され、
試験曳きは10月4日に予定されています。
9月のお祭りでは海側の地域が主体となって
開催していますが、10月は山側の地域が開催。
どちらも大迫力のだんじりが楽しめますので、
気になる方は両方行ってみてはいかがでしょうか?