自民党総裁選が任期満了に伴い、
9月8日に告示されました。
しかし、安倍晋三首相以外には
立候補の届け出がなかったため、
無投票での安倍首相の再選が決定。
立候補を模索していた野田聖子氏は
推薦人を確保できなかったため
立候補を断念した模様です。
新たな任期、安倍首相の意気込みなど
今後の自民党についてまとめました。
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14年ぶりの無投票再選
無投票による再選が決定したのは、
2001年の小泉純一郎首相
以来14年ぶり。
自民党は両院議員総会を近く開くことを
発表、安倍首相の再選を正式決定します。
新たな任期は2018年9月末までの
3年間。
安倍首相はこの度の無投票再選に対し、
昨年12月の衆院選にて掲げられた公約を
進行中であり、一致結束していこうと
多くの議員が考えた結果だろうと述べました。
自民党が昨年の衆院選で掲げた公約
景気回復、この道しかない。
経済再生・復興加速
・雇用や賃金の増加を伴う経済の好循環を更に拡大
・燃油高騰や米価下落などに配慮、景気対策を実施
・法人税改革やクールジャパン戦略推進など
地方創生
・地方が主役の「地方創生」を実現、個性豊かで
魅力ある地域社会を作る
女性活躍
・すべての女性が輝く社会」の実現
・待機児童の解消
財政再建
・2020年度の国・地方の基礎的財政収支の
黒字化目標の達成
・17年4月に消費税率を10%にする
政策BANK
経済再生・財政再建
・雇用や所得の増加を伴う経済好循環の拡大
・物価安定目標2%の早期達成
・原子力は安全性の確保を大前提に活用
地方創生・女性活躍推進
・自由度の高い地方創生のための交付金を創設
・「子ども・子育て支援新制度」を2015年4月から
着実・円滑に実施
安全・安心、教育再生
・東日本大震災からの復興を最優先
・幼児教育の無償化、小学校英語教育の早期化、
高校の日本史必修化
外交・安全保障
・「地球儀を俯瞰する外交」を積極的に展開
・TPP交渉は、国益にかなう最善の道を追求
政治・行政改革
・「天下り」への疑念を払拭
憲法改正
・選挙権年齢を前倒しして18歳以上に引き下げ
※一部抜粋。
全文はコチラからご覧いただけます。
自民党公約(要旨)ページ
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野田氏は立候補断念
今回立候補ならずとなった野田聖子氏は8日朝に
会見を開き、必要となる推薦人20人を
集められず「力及ばず断念」と語りました。
また、もし野田氏が出馬しても、党内全7派閥より
推薦を受けた安倍首相には敵わなかったのでは
ないかとの見方も出ていました。
これからまた3年間、自民党を引っ張っていく
安倍首相。
国民のためにも、掲げた公約をしっかりと
果たしていっていただきたいですね。