今年2014年で6回目の開催になる
横浜国際女子マラソンですが、
2014年を最後に終了してしまいます。
最後のマラソンが本日11月16日に実施されました。
有終の美を飾ったのはどの選手だったのでしょうか?
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横浜国際女子マラソン 第6回 最終結果
最後の最後まで優勝争いが繰り広げられ、
ゴール手前50mでオリゴリ選手をかわした田中選手が
マラソン2回目で初優勝を飾りました!
順位 | 選手名 | 所属/国 | タイム |
---|---|---|---|
1 | 田中智美 | 第一生命 | 2:26:57 |
2 | フィレス・オンゴリ | ケニア | 2:26:59 |
3 | 岩出玲亜 | ノーリツ | 2:27:21 |
4 | キャロライン・ロティチ | ケニア | 2:27:32 |
5 | 野尻あずさ | ヒラツカ・リース | 2:28:54 |
6 | ティキ・ゲラナ | エチオピア | 2:29:13 |
7 | アリーナ・プロコペワ | ロシア | 2:29:18 |
8 | オレーナ・シュルクノ | ウクライナ | 2:29:26 |
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優勝した田中智美選手とは?
今回最後の大会になる横浜国際女子マラソンで、
記念すべき優勝を遂げた、田中智美について調べてみました。
名前:田中智美
年齢:26歳
身長:154cm
体重:40kg
所属:第一生命
今年2014年のマラソンナショナルチームの1人で、
横浜が2度目のマラソン挑戦です。
田中選手はここまで順風満帆でキャリアを歩んできた
というわけではありませんでした。
高校の千葉和英高校では県大会止まり、
玉川大学でも無名だったそうです。
それが、マラソンを走りたい!という一心で、
第一生命に入社され、今まで努力を続けてこられました。
世界選手権銀メダルを獲得した、尾崎好美選手の
練習パートナーとしてどんどん力をつけてきて、
ついにその努力が実を結んだということですね。
こうしたスポーツには、血のにじむような努力を続けて
結果を残しても、それほど注目されないようなスポーツもあります。
田中選手のような選手にスポットライトが
少しでもあたるように、ぜひこうした活動を紹介していきたいな
と田中選手の経歴などを調べていて思いました。
ラスト50mの追い込みは、絶対ご本人の記憶にも残っているでしょうし、
今後田中選手がオリンピックなどで活躍されたときには、
この大会のことが紹介される、そんなレースだったと思います。
これからも田中選手には活躍を期待しています!
横浜国際女子マラソンのその後
横浜国際女子マラソンは、今年2014年で第6回
ということですが、前身となるマラソン大会があります。
それは、東京国際女子マラソンです。
1979年に始まったマラソン大会で
女性限定マラソンとしては、世界で初めて
国際陸上競技連盟から公認を受けた大会でした。
しかし、年2回の東京都内の交通規制が難しい
ということで、2008年11月の大会を最後に、
横浜国際女子マラソンに引き継がれました。
横浜国際女子マラソンも、残念ながら財政難のため、
2014年の今大会をもって終了になります。
現在この意志を引き継ぐ先として、
さいたま市が候補に入っているようです。
オリンピックや世界大会の出場選手を決めてきた
伝統あるマラソン大会ですし、今大会のように
終了直前での逆転ゴールといったドラマが
たくさん生み出されてきた舞台でもあります。
ぜひ2015年以降も存続して欲しいと思います。