男子ゴルフの今季メジャー初戦、マスターズ・トーナメントが
4月10日、最終ラウンドを迎えました。
第3ラウンドで首位と2打差で3位についた松山英樹選手。
まだまだ優勝を狙える範囲ですが、いったいどうなったのでしょうか?
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マスターズ男子 最終結果
順位 | スコア | 選手 | R1 | R2 | R3 | R4 | トータル |
1 | -5 | ダニー ウィレット | 70 | 74 | 72 | 67 | 283 |
2T | -2 | ジョーダン スピース | 66 | 74 | 73 | 73 | 286 |
2T | -2 | リー ウェストウッド | 71 | 75 | 71 | 69 | 286 |
4T | -1 | ダスティン ジョンソン | 73 | 71 | 72 | 71 | 287 |
4T | -1 | J.B.ホームズ | 72 | 73 | 74 | 68 | 287 |
4T | -1 | ポール ケイシー | 69 | 77 | 74 | 67 | 287 |
7T | E | 松山 英樹 | 71 | 72 | 72 | 73 | 288 |
7T | E | ソレン ケルドセン | 69 | 74 | 74 | 71 | 288 |
7T | E | マシュー フィッツパトリック | 71 | 76 | 74 | 67 | 288 |
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松山選手は73で3位タイからひとつスコアを落とし、
残念ながら初制覇ならず。
前半の3ホールを「精神的にきつかった」と振り返る松山選手。
4、5番の連続ボギーに続き、6番パー3でのティショットが
木に直撃。
グリーンの傾斜に戻されてしまいアプローチも上手く行かず
痛恨のダブルボギー。
首位に大きく引き離された瞬間でした。
しかし、首位を守っていたジョーダン・スピース選手が
スコアを落としたことで大混戦が予想され、松山選手も
最後まで諦めずに優勝を狙って奮闘しました。
別のボールに当たってホールインワン
今回のマスターズでは珍しいショットもありました。
それは、最終日16番ホールでの出来事。
ルイ・ウーストハウゼン選手が放ったボールが
グリーンの傾斜を使ってピンを目指している時のことでした。
ウーストハウゼン選手のボールはなんと
先にピン右1メートルの距離につけていた
J.B.ホームズのボールにぶつかってしまいます。
ホールインワンが望めるコースだっただけに
観客たちは頭を抱えますが、方向転換した
ウーストハウゼン選手のボールはなんとそのまま
カップを目指しコロリと落下。
滅多に見られない珍事に観客たちは大きな歓声をあげました。
ちなみに、16番ホールではデービス・ラブIII選手、
シェーン・ローリー選手もホールインワンを達成。
80回を迎えたマスターズの長い歴史の中でも、
1ホールで3人がホールインワンを果たすのは
初めてのこととなり、歴史に残る闘いとなりました。