北海道の特産品として親しまれている「夕張メロン」。
その初競りが26日、札幌市中央卸売市場で行われ、
何と2玉300万円という過去最高額で落札されました。
今年は雪解けも早く良質な出来だと言われる夕張メロン。
落札された方のコメントや、夕張メロンの特徴などご紹介します。
Sponsored Link
2玉300万円の夕張メロン
26日、札幌市中央卸売市場で行われたメロンの初競り。
この日は夕張市内の農家9戸が出荷した540玉が競りにかけられました。
最高額で落札したのは兵庫県尼崎市のスーパー「くらし快援隊」。
バイヤーの小西幸丸さんいわく、「夕張の農家さんには
毎年お世話になっているので恩返しがしたかった」とのこと。
メロンは尼崎市内の店内に展示し、26日中には
ネットオークションにかけるそうです。
http://www.sankei.com/
こちらが落札された夕張メロン。
立派なT字のつるは1本のつるで1個のメロンだけ作っているということで。
手間暇かけてたっぷりの栄養を詰め込んだ証なんだそうです。
夕張メロンのこだわり
昭和35年から生産が続けられている夕張メロン。
北海道を代表する地域ブランドとして長年愛されてきました。
夕張メロンの特徴は、リキュールのような豊かな香りとコクのある甘み、
そしてとろける食感の鮮やかなオレンジ色をした果肉。
この特徴は昭和35年に品種開発されて以来、50年もの間
一度も変えられることなく保たれ続けてきています。
夕張メロンは夕張市内でのみ生産が許されている貴重な果物。
北海道ということもあって半年近く雪に閉ざされる時期があるため、
夕張メロンが出荷されるのは5月中旬から8月までのたった3カ月間。
この稀少なメロンは、一度は食べてみたい高級果物として
日本全国に親しまれています。
今年は3月の雪解けが例年よりも早く、春の育成期の天候も
安定していたことから、大きさ、網目、果肉の甘みともに
ここ数年で一番の良質な仕上がりだそうです。
夕張市農協によれば、今年は農家約120戸が平年並みの
約4190トンの出荷を計画中。
販売総額22億7000万円を目標としています。
Sponsored Link
道の駅 夕張メロード
ゼリーやケーキなど、様々なお菓子にも用いられている夕張メロン。
もし夕張市へ立ち寄ることがあれば、道の駅「夕張メロード」で
夕張メロンソフトクリームもおすすめです。
http://www.henari1.jp/
店内ではメロンや特産品、お菓子なども販売しており、
夏場は店の外での特産品の直売も行われています。
北海道ドライブの予定に組み込んでみてはいかがでしょうか?